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'04 GI 第七戦 「優駿牝馬(オークス)」

 本命はダンスインザムード
 姉は取りこぼした桜花賞をレースレコードで制し、スピードと同世代との格差を証明し、血統的にも菊花賞馬ダンスインザダークを兄に持ち、姉ダンスパートナーも制した東京 2400m に対して、走ってもいない現段階では適正がないとは言い切れない上に、別路線組にも飛び抜けた存在はいない。中間も順調。
 ここは素直に歴史的牝馬誕生の瞬間を期待することにします。

 しかし、対抗以下の二着争いは熾烈を極めそうです。
 軸をダンスインザムードに置けば、馬連・馬単では収支が合いそうにありません。ここは難しいと思いながらも三連複をねらいます。

 関西馬は今週天気が悪く追い切りのタイムを見てもいまいち調子・能力の判別がつきにくい状態で、桜花賞組と別路線組の力関係が非常に比較しづらいですが、レースの内容を見ていると今年はどうも桜花賞組を上位に見る方がどうも正しいようです。

スイープトウショウ
 距離ははっきり言って長いと思います。しかし、ゲートの出が悪い以外は比較的折り合いもつきますし、まず間違いなくスローペースになるオークスでは、スタミナ勝負のタフなレースになることもまずありません。阪神で二度、不利で泣きましたが、今度は広い東京コース。直線一発の決め手勝負であれば、もしかするとダンスインザムードの上を行くかもしれません。

ヤマニンシュクル
 桜花賞は展開に泣いたことに加えて、直線の脚色を見ていると確かに距離不足という感じもしました。切れ味では正直、スイープトウショウには及ばないような気もしますが、距離適正は明らかにこちらが上。また逆にスイープトウショウとは違って、タフなレース展開になっても対応は可能でしょう。

 ここまでが対抗です。

ダイワエルシエーロ
 桜花賞では展開、枠順などの不利があったとはいえ、全くの見せ場なし。中間には跛行が見られ順調ではなかったよう。父サンデーサイレンスで、母ロンドンブリッジ、母父ドクターデヴィアスと血統的にどう考えても距離は長い。しかしながら、今年は桜花賞組が上位と見え、わずかデビュー二戦目でスイープトウショウと五分の戦いをし、三戦目でオークスと好相性のクイーン C を快勝。今回が五戦目でまだ底が見えたとは言い切れないと思います。

アズマサンダース
 阪神 JF は惨敗したものの、チューリップ賞、桜花賞と連続二着。しかし、桜花賞で一番うまい競馬をして二着ですからダンスインザムードとの力量差は明らかですが、三着以下の馬との力量差は「?」、正直、この馬の能力を測りかねています。鞍上はウメノファイバーでぶち抜いた蛯名 騎手。

メイショウオスカル
 今年のフローラ S 馬。別路線組の中で比較した場合、もう一頭リンカーンの全妹、フローラ S 二着のグローリアスデイズとどっちを取るかと言えばこっち。グローリアスデイズは血統的な距離適正はひとまず置いとくとして、忘れな草賞、フローラ S ととても折り合いがついているとはいえない競馬をし、また直線も詰めが甘く、鞍上は名手 岡部 騎手とは言ってもとても手が出せない。その点、今回差し馬が多い中で安定して先行できるのも魅力。

 二着候補はここまで。以下、三着ならひょっとして…と言うところで穴馬を少々。

ウイングレット
 新潟二歳 S 以来 8 ヶ月ぶりの実戦で、スイートピー S を完勝。素質は明らかに重賞級で、現時点で左回りは新馬を除くと三戦連続連対。桜花賞組とも未対決で、底もまだ見えない。ただ、タイキシャトル産駒で母父サンデーサイレンスとなると距離的には正直、適正があるとも思えず、またトライアルでありながら全くオークスとは無縁のスイートピー S の勝ち馬。毎年だまされると思いつつ…

ヤマニンアラバスタ
 調教時の時計もよくて典型的な叩き良化型っぽく、母父タマモクロス、父ゴールデンフェザントと明らかに桜花賞は距離不足の上、阪神 JF 、桜花賞と輸送競馬はどうもだめっぽいですが、今回は当日輸送で挑めるのは明らかに有利。

レディインブラック
 この馬もいまいち実力をはかりかねます。父サンデーサイレンスで母サマニベッピンと潜在的には極上の切れ味を有している気がします。桜花賞では流れが向かなかったこともありますが 1600m 前後の距離ではいまいち伸び切れていないような気がしますし、舞台が東京に変わって、距離が伸びればひょっとすると…

 馬券はダンスインザムードを軸にボックスで行くか、対抗組みで二頭流しにするか…このあたりはまだ検討中です。
 さて、まずは今年の No.1 牝馬を決める戦い。二年連続三冠牝馬へ望みを繋ぐ歴史的牝馬誕生に期待します。

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