« 2005年5月 | トップページ | 2005年7月 »

快挙なる!

 金鯱賞を三連覇し、一番人気を背負ったタップダンスシチー、昨年有馬記念以来六カ月ぶりとは言え、毛づやも良く太め感もない二番人気のゼンノロブロイ。オッズを見ても抜けた存在であるこの二頭に、パドックでは隙などないように見えた。
 快挙は達成された。
 しかし、それは初の宝塚記念連覇でも、八歳馬による GI 制覇でも、ましてや GI 四連勝でもなかった。

 スタートが切られても、ここ三走ハナに立って良績を上げていたビッグゴールドを含めてあせってハナに行く馬はいなかった。内枠を引いたシルクフェイマスが押し出されるように一度先頭に立つが、すぐに押さえきれない手応えでコスモバルクがそれを奪っていった。その直後にビッグゴールドと、一番人気タップダンスシチーで、第一コーナーを右に回っていった。
 中団はゼンノロブロイを中心にリンカーン、サンライズペガサス、スイープトウショウ、それをアドマイヤグルーヴ、ハーツクライが追い、最後方は三冠牝馬スティルインラブ。
 バックストレッチが終りに近づくと、まず動いたのは一番人気タップダンスシチー、これを追うようにゼンノロブロイが動くと 15 頭の馬群が一気に縮まって一団となっていく。
 最終コーナー手前でタップダンスシチーは既に先頭コスモバルクに並びかけ、一気にスパート…のはずだった。
 しかし、後続は引き放されない。いや、タップダンスシチーが引き放せなかったのか?後続からまず最初に襲いかかったのは、リンカーン。脚色はこのとき既にリンカーンの方が上、タップダンスシチーは徐々に後退していく。代わってリンカーンの外から、昨秋古馬三冠制覇のゼンノロブロイも喰らいついてくる。
 リンカーン先頭。
 しかし、ここからの地力が違った。ねじ伏せるようにゼンノロブロイが前に出る。
 ゴールは迫る。
 それは王者の隙だったのか?リンカーンをかわして、先頭に立ったとき、ここからいつものように後続を突き放す脚はゼンノロブロイに残っていなかった。
 そこへまさに一閃。切れが身上の四歳二騎が、大外一気!
 あざやかだった…そう形容するのが最もふさわしいだろう。先頭でゴール板の前を駆け抜けたのは牝馬だったのだから。

 牝馬の戴冠は 39 年ぶりだそうです。
 言い訳できません。無論、ノーマーク。牝馬どうこうの前に、スイープトウショウが 2200m という距離に適性があると思ってませんでした。しかし、タイム的に見ても他が不甲斐なかったという訳でもなさそうです。この馬の評価を、一から見直す必要がありそうです。
# エンドスウィープの産駒の傾向って未だ良くわからない…

 おまけにそもそも前残りの展開になることを前提として、馬券を絞りましたから、当然、二着のハーツクライも馬券対象外。

 前半最終戦は大敗です。当然、二戦ポカしたあとの大敗ですから、前半戦トータルの収支もついてくるはずがありません。
 しかし、これだけの大外しだとあきらめもつきます。秋、気分を一新してがんばることにします。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

'05 JRA GI Series X "THE TAKARAZUKA KINEN"

 得てして三強とか言われる場合より、二強と言われる場合の方が、これまでの経験から荒れる可能性は高いように思います。今年の宝塚記念は、昨年の覇者タップダンスシチー、昨年の年度代表馬ゼンノロブロイ、暮れの有馬記念の一、二着馬の再戦と見られていますが、荒れる要素がないかと言えば十分にあると言えるでしょう。
 では、二強の内どちらが波乱の要素となりえるかというと、約六カ月ぶりの実戦が GI 、しかも阪神/京都への遠征ではたった一度しか勝ったことのないゼンノロブロイです。
 前置きが長くなりましたが、本命は金鯱賞三連覇のタップダンスシチーです。ローテーション、距離適性、実績、しかも舞台は馬場状態が良く先行有利な阪神コース。死角が見あたりません。
 この馬を中心に考えて、おそらくハナに行くビッグゴールド、それを追うタップダンスシチー、コスモバルクの直後あたりにつけ、抜け出しを図るだろう馬で、当日の天候に左右されづらいと思われる四歳馬トウショウナイトが対抗です。従って、良馬場ならという条件で単穴でシルクフェイマス
 ほとんどの馬が、さほどハイピッチでは逃げないだろうビッグゴールドを射程圏内におさめて追うタップダンスシチーを見て動くでしょうから、おそらく前が総崩れになるほどハイペースになることはないでしょう。この想定を基に本線残り二頭は、ビッグゴールドゼンノロブロイにします。
 つまるところ二強以外は、金鯱賞組より天皇賞(春)出走組を上位に見ました。
 押さえにはどうしようかと思いましたが、全く別路線から参戦するコスモバルクにします。前々で競馬ができ能力も間違いないとは思うのですが、今年に入って鞍上が替わり、日経賞、香港・チャンピオンズマイルを見ている限り、まだ鞍上が手の内に入れていないのが最大のマイナス要素。しかし、去年あれだけ信じた馬ですから、三度目の正直を信じて押さえます。
 大穴でヴィータローザ。おそらく人気にはならないと思いますが、あの金鯱賞での脚は今までの同馬の脚ではなかったように感じます。それがどうしても頭を離れません。二頭出し厩舎は人気薄を…と言いますし。
 敢えて馬名は挙げませんが、阪神巧者の追い込み組二頭や牝馬三頭も、はっきり言って気になりますが、それを言い出すと手数が限りなく広がるので展開から的を絞りました。

 凡ミスで二連敗中ですが、後半戦に向けて悪い流れはここで断つ!前半最終戦、いざ勝負!!

| | コメント (0) | トラックバック (6)

王者帰還

 昨年の年度代表馬ゼンノロブロイ、昨年の覇者タップダンスシチーの二頭の王者が帰還、今年初めて仁川で激突します。
 今週は前半最終戦「宝塚記念」です。

 個人的にダービー、安田記念と凡ミスを繰り返しているので、今回は慎重にいきます。
 中心はタップダンスシチー。金鯱賞のあの結果からみて、年齢による能力落ちはないと見るのが妥当です。おそらく本命にします。
 対抗はまだ決めていませんが、良馬場でシルクフェイマスか荒れればトウショウナイトが有力候補。ハナに行くだろうビッグゴールドも考えています。基本的に天皇賞(春)は大波乱だったとは言え、あの馬場状態を考慮するとタイム的になめてかかると痛い目にあう内容だったと思っています。
 先週の阪神のレースを見ていると馬場状態が良く、前が止まらない展開が多く見られ、今週末の天候次第ですが、平均ペースで行った行ったの展開か、ハイペースで前が総崩れになるか二つに一つと考えています。
 ハイペース総崩れの場合を想定し、本線組としてハーツクライサンライズペガサススイープトウショウにも注目します。
 最後になりましたが、ぶっつけ本番と言えど、昨年の年度代表馬ゼンノロブロイも本線候補に含めます。
 穴っぽいところとしては、金鯱賞でシルクフェイマスより後ろからタップダンスシチーに最も迫ったヴィータローザ、同じく金鯱賞で去年とは明らかに状態が違うと見えたスティルインラブなどが面白そうです。

 三連複で手を広げると切りがなさそうなほど曲者揃いの面白いレースになりそうです。

----
いつもトラックバック頂く

「イーヅカワールド」 singlewolf さま
「 [踊]Dance!Dance!Dance! 」 dancedancedance さま
「徒然なるままに」 ippo さま
「どろ沼」 豆腐 さま

お礼と言ってはなんですがお伝えしたいことがございます。こちらへどうぞ(^^;;;>

| | コメント (0) | トラックバック (3)

痛恨

 出遅れる、直線脚を余す。能力は間違いないが、勝ちきれない…そして六歳になった。その馬が初めて重賞タイトルを京王杯スプリングカップで勝ち取った。これまでとは違う。抜群のスタートを決めて、先行して抜けだし。しかも、レコード。
 その馬の名は、アサクサデンエンと言った…

 安田記念のスタートは、大外のハットトリックが出遅れ、一番人気を背負ったテレグノシスがやや立ち後れた感はあったが、両馬とも後ろから末脚にかけるタイプであるため大勢に影響はない。案の定、ローエングリンとサイレントウィットネスがハナを争う展開。それをダイワメジャー、バランスオブゲーム、アサクサデンエンが追う。馬群は縦に伸びない。横にやや広がったまま早い展開で進む。
 大欅の向こうを回って最終コーナー。
 二番手に付けていたサイレントウィットネスが持ったまま抜け出す。先行勢は食らいつこうとするが前には出られない。坂の手前まできてまだサイレントウィットネス。
 先行勢は次々と脱落していく。代わって差し・追い込み勢が襲いかかる。
 内にできたグリーンベルトぎりぎりをスイープトウショウが一直線に駆け上がってくる。その間を割って、ピンク地に紺の六連銭の勝負服・鞍上 藤田 騎手の鬼気迫る追い出しに応えて、アサクサデンエンが食らいついてくる。
 香港の英雄サイレントウィットネスは粘る粘る。本質はスプリンターとは思えないほどのタフさで、先頭を譲らない。しかし、スイープトウショウも一完歩ずつ確実に迫る。アサクサデンエンも脱落しない。前が止まらない。大外追い込み組は届かない。ゴールは迫る。
 このまま決まるかと思ったゴール前数十メータ、クライマックスは一瞬の出来事だった。
 サイレントウィットネスが力尽きたように脚が止まったように見えた。スイープトウショウがそれを交わす。その間、それまで食らいついているのがやっとに見えたが、最後の最後でもう一度スピードを上げたアサクサデンエンが、一気に頂点まで駆け上がった。

 前半 800m が 45 秒のハイペース、先行組は生き残れてもサイレントウィットネスだけ。差し・追い込み重視…完璧な読み…なのに、なんで勝ったアサクサデンエンを取らずに、明らかに先行するだろうダイワメジャーを選んでいる!>おれ
 三連複 800 倍強…痛恨…大穴で二着のスイープトウショウも押さえてあったので、アサクサデンエンを取っていれば、年間勝ち越しが決まるほどの馬券だったのに…あぁ…痛すぎる_(T-T)_

 前半残すところ一戦。
 中二週でこの深手を克服できるか…何とか前半戦とんとんで折り返したい。。。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

'05 JRA GI Series IX "THE YASUDA KINEN "

 現役最強の香港馬サイレントウィットネスが予想の中心になります。サイレントウィットネスがハナを争い、それにローエングリンが加わり、バランスオブゲーム、ダイワメジャー、ダンスインザムードがそれを追う平均以上のペースで流れる展開を想定して、差し・追い込み馬を中心視します。

 本命はテレグノシス
 今回、展開が最も向きそうなのがこの馬。前走で年齢による能力落ちがないことも分りました。良馬場であれば、舞台は府中マイル。鞍上 勝浦 騎手の三年目の正直に賭けます。
 対抗はブリッシュラック
 チャンピオンズマイルを勝っている以上、ここは本気で勝ちにきているとみます。格から言えば、臨戦体勢をとってきている以上、無視はできません。今年に入ってマイル無敗という距離適性も気になります。
 単穴で精英大師・サイレントウィットネス。先行組で生き残る可能性が最も高いのはこの馬でしょう。
 続いてダイワメジャー
 アサクサデンエンと迷いましたが、アサクサデンエンの前走は、展開がはまったという感覚がどうしても拭えませんでした。スタートも上手な馬ではないですし、信頼しきれません。京王杯組が昨今、このレースと相性が悪いのも追い打ちをかけます。
 対して、ダイワメジャーも前走は展開に助けられた面もありましたが、のどが直って、今回が二走目で距離適性的にもおそらくベスト、皐月賞馬の意地を見せてもらいましょう。
 本線最後の一頭にはハットトリック
 最終の追い切りがも一つ気に入りませんが、マイル適性もさることながら、東京不敗というコース相性を無視できません。東京新聞杯も強烈でしたし。

 押さえ及び大穴には、安田記念では良績のない牝馬を抜擢します。
 押さえはダンスインザムード
 おそらく結構人気すると思われる上、いつ走るかわからない気ムラな面がありますが、前走は短か過ぎたのは明らかで、その能力にも一目置いてます。マイル戦に限って言えば、パーフェクト連対、二着も前年の GI マイル CS だけと言うからには、ノーマークという訳にはいきません。
 大穴にはスイープトウショウ
 繰り返すようですが、今回はハイペースで末脚勝負になると思っていますので、それなら溜めれば、間違いなく 33 秒台の脚を繰り出すこの馬で勝負です。前走は目標をここにおいての休み明け初戦、鞍上もデュランダル不在で主戦の池添 騎手。期待をするなと言う方が無理です。

 香港馬にばかり目が行ってますが、日本馬も何げに役者は揃っていて楽しめるレースになりそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (5)

来襲!精英大師!!

 今年は香港チャンピオンズマイルの一、二着馬ブリッシュラックサイレントウィットネスを中心に考えていきます。日本の王者デュランダル不在では、日本のメンバーはやや小粒に思えます。
 サイレントウィットネスをローエングリン、バランスオブゲームが追う展開になると考えると、ペースは平均以下にはならないと思われるので、日本馬からは差し・追い込み組を中心視します。東京巧者・去年二着のテレグノシス、こちらも左回り巧者で今年の高松宮記念馬アドマイヤマックス、東京不敗ハットトリックまでを対抗に考えています。
 以下、現時点で気になるところを羅列すると…
ダイワメジャー
スイープトウショウ
アサクサデンエン
ダンスインザムード
オレハマッテルゼ
カンパニー

くらいまで。
 あとはもう一頭の香港馬の取捨選択ですが、基本的には切る方向で考えています。
 相手は香港の英雄…とは言えど、そう安々とタイトルをもっていかれないよう日本馬の健闘を祈ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年5月 | トップページ | 2005年7月 »