痛恨
出遅れる、直線脚を余す。能力は間違いないが、勝ちきれない…そして六歳になった。その馬が初めて重賞タイトルを京王杯スプリングカップで勝ち取った。これまでとは違う。抜群のスタートを決めて、先行して抜けだし。しかも、レコード。
その馬の名は、アサクサデンエンと言った…
安田記念のスタートは、大外のハットトリックが出遅れ、一番人気を背負ったテレグノシスがやや立ち後れた感はあったが、両馬とも後ろから末脚にかけるタイプであるため大勢に影響はない。案の定、ローエングリンとサイレントウィットネスがハナを争う展開。それをダイワメジャー、バランスオブゲーム、アサクサデンエンが追う。馬群は縦に伸びない。横にやや広がったまま早い展開で進む。
大欅の向こうを回って最終コーナー。
二番手に付けていたサイレントウィットネスが持ったまま抜け出す。先行勢は食らいつこうとするが前には出られない。坂の手前まできてまだサイレントウィットネス。
先行勢は次々と脱落していく。代わって差し・追い込み勢が襲いかかる。
内にできたグリーンベルトぎりぎりをスイープトウショウが一直線に駆け上がってくる。その間を割って、ピンク地に紺の六連銭の勝負服・鞍上 藤田 騎手の鬼気迫る追い出しに応えて、アサクサデンエンが食らいついてくる。
香港の英雄サイレントウィットネスは粘る粘る。本質はスプリンターとは思えないほどのタフさで、先頭を譲らない。しかし、スイープトウショウも一完歩ずつ確実に迫る。アサクサデンエンも脱落しない。前が止まらない。大外追い込み組は届かない。ゴールは迫る。
このまま決まるかと思ったゴール前数十メータ、クライマックスは一瞬の出来事だった。
サイレントウィットネスが力尽きたように脚が止まったように見えた。スイープトウショウがそれを交わす。その間、それまで食らいついているのがやっとに見えたが、最後の最後でもう一度スピードを上げたアサクサデンエンが、一気に頂点まで駆け上がった。
前半 800m が 45 秒のハイペース、先行組は生き残れてもサイレントウィットネスだけ。差し・追い込み重視…完璧な読み…なのに、なんで勝ったアサクサデンエンを取らずに、明らかに先行するだろうダイワメジャーを選んでいる!>おれ
三連複 800 倍強…痛恨…大穴で二着のスイープトウショウも押さえてあったので、アサクサデンエンを取っていれば、年間勝ち越しが決まるほどの馬券だったのに…あぁ…痛すぎる_(T-T)_
前半残すところ一戦。
中二週でこの深手を克服できるか…何とか前半戦とんとんで折り返したい。。。
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