'06 JRA GI RACE VIII /第六十七回 優駿牝馬(オークス)
この時期の三歳牝馬で 2400m という苛酷な距離設定で行なわれるオークスですが、毎年の如く桜花賞上位組などに対して「距離適性」を争点とする予想が展開されます。
しかしながら、今年もそうですが、出走馬が 2400m の距離経験を持っていること自体が希で、またほぼ間違いなくスローの上がり勝負なるオークスでは、距離適性を議論することがナンセンスであると思っています。
オークスを勝つために必要な要素は「折り合い」と「決め手」。「折り合い」に関しては、正直、やってみないとわからない部分が多分にあるので「決め手」を重視して予想を展開します。
まず近年の実績から無視できない桜花賞からの直行組から。
決め手を重視するなら、桜花賞上位四頭で一番後ろの位置から差し切って制覇したキストゥヘブンを最上位に見るのが妥当であると思われますが、厩舎サイドも鞍上もしきりに「折り合い」を気にしているような台詞を連発しています。事実、桜花賞馬がオークスでも好成績を上げられない場合の、一番多い敗因は距離云々より折り合いがつかなかったことがほとんどのような気がします。従って、いくら決め手上位と言っても対抗が限界。
なら桜花賞ニ着のアドマイヤキッスか?これは鞍上が武 豊 騎手ということで…ではなくて、実はアドマイヤキッスはこれまでのレースで上がり 35 秒以下の決め手を発揮したことがありません。鞍上の力量を考えると、切るほどの勇気はもてませんが、本命には押しません。
差し馬が実績上位という統計を考えると、2400m を先行して押し切るのは相当難しいと考えざる得ず、従って本命はコイウタ、対抗は桜花賞馬キストゥヘブン、単穴アサヒライジングと関東馬を中心視して、残りはアドマイヤキッスと、スイートピー S で抜群の決め手を披露した無敗馬カワカミプリンセスまでを本線とします。
大穴は決まってます。
春復帰後、まったくいいところのないテイエムプリキュアです。能力は間違いないと思っているので、あとは気持ちの問題。この馬の最大の武器でもあります。チークピーシーズで一変すれば。。。下手をするとまとめて面倒を見る可能性まであると思っています。
さて押さえですが、極端な競馬をやるタイプでないだけに大外に回ったことが気になるフローラ S 勝ちのヤマトマリオン、忘れな草賞勝ちはいいが 35 秒台の脚しか繰り出したことのないニシノフジムスメ、前走自己条件勝ちは派手だったがやはり 35 秒台の脚しかないブルーメンブラッドから当日決めようと思ってます。
◎ コイウタ
○ キストゥヘブン
▲ アサヒライジング
△ アドマイヤキッス
△ カワカミプリンセス
× テイエムプリキュア
なにやら荒れる予感がします。根拠はまったくないです。直感です。
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