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'06 JRA GI RACE IX /第七十三回 東京優駿(日本ダービー)

 今年前半戦勝利を収支的にも、精神的にもここで決めるためにも、ダービーは取りたい!!

 今年は「戦国ダービー」と称されるほど、確かに個人的にも混戦だと思います。皐月賞を見る限りも、実力差は着差ほどないと思われるため、勝負はあの次点からの成長力であると考えます。
 また今年のダービーで展開の鍵を握るのは、皐月賞馬メイショウサムソンと、フサイチリシャールは控えると言っているので、先手を取ると思われる青葉賞馬アドマイヤメインであると考えられます。実績的に距離に問題はない逃げるアドマイヤメインを、これまで距離が伸びるほど強さを発揮し、血統的にも問題はないと思われるメイショウサムソンがどこで捕まえにかかるか?この二頭を後続でまとめて面倒を見ることができる馬はいるか?に焦点を絞ります。

 能力の絶対値は計りかねていますが、目標にされて競馬をするアドマイヤメインに、それを補う優位点を見い出せません。本命は調教でも別馬と思えるほどの柔らかいフォームを見せた皐月賞馬メイショウサムソン
 このメイショウサムソンという馬、これまで三度競馬を見ましたが明らかに皐月賞が一番強く、先行有利の中山での利があったような評価も見受けられますが、自分から動いて横綱相撲をしての完勝ですから、その地力は過小評価すべきではないでしょう。距離に関しても血統や体系からも問題になるとは思えませんし、人気も他馬が背負ってくれそうで、一本被りになることもないでしょう。また過去、東京スポーツ杯でフサイチリシャールのレコード駆けの二着、また中京 2 歳 S でレコード勝ちと言う実績からも、左回りの東京に舞台が変わることは歓迎材料としか思えません。この馬の二冠を阻むことは相当に骨が折れる大仕事です。

 さて前々で勝負すると思われる二頭をまとめて差し切る脚と距離適性を秘めているとすれば、皐月賞は六着に沈みましたがサクラメガワンダーでしょう。これが対抗です。
 末脚に勝負をかけると思われる組としては、皐月賞三着フサイチジャンクに注目は集まっているようですが、その皐月賞で最速上がり 3F を記録したのは、このサクラメガワンダーです。六着と言う結果にしても最終コーナーで外を回らされたからで、また本来叩き良化型の上、前走は鞍上もテン乗り。まだ上積みは見込めます。
 もちろんグラスワンダー産駒という贔屓目もあります。個人的な今ダービーの夢はこの馬にかけてます。

 ダービーと同じ舞台、東京 2400m で完勝したとは言っても、逃げるという脚質であり、皐月賞上位組と絶対的能力差を証明できてない以上、評価はここまでが限界です。単穴はアドマイヤメイン
 楽々と先手を打って、最終コーナーで他馬を引き付けた上、ラストスパートも坂の手前まで待って駆けるあの余裕のレース展開で、四馬身も離された他の青葉賞組には御用はないでしょう。その一方で 2' 25" 3 というタイムを叩き出した今年の青葉賞馬は、先手を打つ戦法に切り変えてまだ無敗で、ここまで三連勝。底がまだ見えません。ひょっとするととんでもない怪物かも…ただ鞍上はテン乗り(とは言え、柴田 善臣 騎手ですが…)、今度は一線級相手ですからさほど余裕のあるレースはさせてもらえないでしょう。

 さて本線残り二頭ですが、一頭はフサイチジャンクです。この家系は鳴り者入りでデビューしてオープンまでくるのは早いのですが、そのあとの成長力が「?」なので、このフサイチジャンクも信用しきれません。ただし、馬場が渋るようだったら話は別です。若葉 S の重と言っても良い稍重馬場で、良馬場と変わらないパフォーマンスを見せたことは評価します。

 最後に皐月賞で一番人気をを裏切ったアドマイヤムーンです。全く傾向の掴めないエンドスイープ産駒で、母父サンデーサイレンスというラインクラフトと同じ組み合わせの血統を考えると 2000m あたりに距離の限界がありそうですが、スイープエンド産駒と言うだけならスイープトウショウの例もありますし、なんと言ってもダービー四勝の武 豊 騎手が、アドマイヤメインとの二択で何の勝算もなくアドマイヤムーンを選んだとはどうしても思えません。能力を過小評価しているわけではないですが、恐いのは馬以上に鞍上です。

 押さえはマルカシェンク
 能力は今年の三歳牡馬の中でも一級品であって、その能力に陰りがないことは京都新聞杯で確認できました。ただ所詮は統計とは言え、京都新聞杯組でダービーの勝ち負けに絡んでくるのは、あくまで勝ち馬のみであるため、前走負けたことが一点曇りになってしまって評価を落しました。おまけに鞍上とは今年何か相性の悪さを感じますし…

 大穴ですが能力的に一歩抜けていると思われる馬は、ここまでで全て列挙したと思われます。その上で、今回の戦国ダービーを取るために、もう一点だけ手を伸ばすとするならば「真ん中より内につけて先頭集団を見ながら折り合って経済コースを走り、脚を溜めることができる馬」を選択したいところです。
 そこで目を付けているのは、スーパーホーネットロジックトーホウアラン。正直迷ってます。買わないかもしれません。しかし、あまりに雨がひどいようならロジックで行きますが、そうでもない場合は他の二頭でパドック見て決めます。

 以上、いつも以上に長くなりましたがまとめると以下の通り。

◎ メイショウサムソン
○ サクラメガワンダー
▲ アドマイヤメイン
△ フサイチジャンク
△ アドマイヤムーン
× マルカシェンク

 そう言えば先週は荒れるかもと予感してほんとに荒れた(獲れんかったけど)。。。逆に今週はそんなに荒れる予感がしないんだよなぁ。。。と言ってみる。

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受信: 2006.05.28 05:14

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