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'06 JRA GI RACE XII /第四十回 スプリンターズステークス

 名剣が失なわれ空いた戦力の穴は大きすぎると言われるえないでしょう。調教師の言葉を信じるなら「去年が 100 なら今年は 95 」というディフェンディングチャンピオン・サイレントウィットネスを止められる日本馬はいないように思います。
 またセントウル S で来日してから早い時計も出さずトップハンデを背負って二着に粘った豪州の怪物は、非常識と思えるほどのハードローテーションをこなしてきた馬ですから、今回は更に力を発揮できる体勢を整えているでしょう。ここを勝てばグローバルスプリントチャレンジの冠に手が届くのなら尚更です。
 対する日本馬は、セントウル S を勝ったシーイズトウショウ、春のスプリント王オレハマッテルゼが大将格ですが、前者は中山で良績がない上、 -10kg だった前走のダメージから回復しているか、後者は安田記念惨敗後の三カ月の休み明け。
 ということで本命テイクオーバーターゲット、対抗サイレントウィットネス、単穴オレハマッテルゼ、これらに加えて馬体重が前走より減っていないことを条件にシーイズトウショウに加えて、スプリント戦で一皮むけた感のあるチアフルスマイルまでを本線とします。
 押さえはレザーク。欧州馬は基本、カーブのあるコースはだめだと思っているのですが、元々スプリンターではなかった上に、内枠に入ってスタートで前に出られればラチを頼って走ることもできると思われるので、最後の直線まで好位置をキープできれば、テイクオーバーターゲットに勝っている実績を考えると圧勝されても不思議はありません。
 大穴はタマモホットプレイ。この馬は調教と実戦が直接リンクしない上に、いつ走るかわからない怖さがあります。スプリンターとして資質は認めており、今回は前に行く馬が多い上に、外目の枠順を引いているので展開さえ向けば一発があるかもしれません。
 最後にシーイズトウショウの馬体重減が認められた場合、レザークを本線に加えて押さえに、内枠を引いたことで避けた ビーナスライン か、 やはり 1200m 戦、しかも GI となると力量差があるのではないかと思えたシンボリエスケープのパドックでよく見える方を選んで入れ替えたいと思います。

 秋初戦、難解な一戦ですが、スカッと当てて、気持ちよく凱旋門賞を観戦したいものです。

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