« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

今年はなにやら…

 ちょっと本業の忙しさがしゃれにならないレベルになってきました。それでも時間は無情に過ぎ、週末はやってきて GI レースのスタートまでの時間は迫ってきます。
 今週は「阪神ジュベナイルフィリーズ」
 一応、ここまでの二歳戦はことあるごとに見ていたつもりで、先般のファンタジーステークスももちろんチェックしていました。しかし…
 今年はなにやら「こいつは…!?」と思うような馬がいませんねぇ…牝馬も牡馬もまだ。阪神 JF 出走組では辛うじてエイムアットビップがレースの展開を握っているような気がするくらいです。
 週末の天気も気になりますし、こういうときは「騎手買い」するのが正解?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JCD と JC 、光と影

土曜日:ジャパンカップダート
 迷わず先頭に立ったエイシンロンバードにキャンディデート、ブルーコンコルドが絡んで引っ張っていき、前半 1000m の通過タイムが 1 分を切る超ハイペースで流れる中、抜けた一番人気を背負ったヴァーミリアンは馬に任せて中段よりやや後方にポジションを取って進んでいく。
 3コーナーから最終コーナーにかけてヴァーミリアンが外を回って上がっていくと馬群は一気に縮み、典型的な前が総崩れになる展開の中、直線を半ば、必殺のタイミングでフィールドルージュが突き抜ける。
 しかしそれでもヴァーミリアンは外を通ってなおフィールドルージュとの間を詰めていく。後ろはどんどん二頭に引き離される。そして、ヴァーミリアンはフィールドルージュを力ずくでねじ伏せた。しかもレコード。
 サラブレッドとはたった一年でここまで変わるものか…圧巻の戴冠でだった。

日曜日:ジャパンカップ
 ペースが落ち着くはずはないという大勢の見解に反して、差し馬であるはずのチョウサンが先頭に立ち、ポップロックやアドマイヤムーンが 先行集団に付けるほど流れで、圧倒的な一番人気を背負ったメイショウサムソンはちょうど中段、それを見るようにしてインティライミがつけ、スタート時のポジション取りで最後方になったウォッカで、出入りも少ない落ち着いた展開。
 それでも最終コーナーを手前にしてメイショウサムソンが動くと JC ダート同様、徐々に馬群が縮んでいきコーナーを曲がっていく。
 内にじっと控えて直線、必殺のタイミングで突き抜けたのはアドマイヤムーン。一気に後方を突き放すかと思ったが、少し遅れてポップロックも馬群を抜けてくる。メイショウサムソンは外々を回らされ、しかも最後方にいたはずのウォッカに一気に詰めてこられる。
 残り 200m を切ったところで、変わらなかった四頭の脚色が一変する。これが距離適正か?アドマイヤムーンの脚色が悪くなった?いやポップロックとメイショウサムソンのギアがさらに一つ上がった!?そのメイショウサムソンは完全に脚を使いきったかのようなウォッカを置き去りに、次はポップロックに馬体を合わせて追いすがる。しかし、ポップロックはまだ伸びる。アドマイヤムーンも止まらない。ゴールは迫る…そしてゴール!
 アドマイヤムーンの鞍上 岩田 騎手も、ポップロックの鞍上 ペリエ 騎手もどちらが勝ったかはわからなかったようだった。ただ一つ、メイショウサムソンは負けた。それだけは確実だった。
 そしてアドマイヤムーンがメインスタンド前に戻ってきた。巨大なターフスクリーンで確認してから、馬上で岩田 騎手が絶叫した。そして「見たか!」と言わんばかりにスタンドに右腕の人差し指をまっすぐ突き出した。それからその指をゆっくり天に向けた岩田 騎手は格別の勝利の味をかみしめているかのようだった。

 まずヴァーミリアン。一頭レベルが違った感じです。ほんと強かったです。それしか感想が残らないようなレースぶりでした。
 逆にメイショウサムソン。武 豊 騎手に前日のイメージが残っていたわけではないでしょうが、ヴァーミリアンのようなレースぶりで押し切れるほど、上位二頭と実力差はなかったと言うことでしょう。武 豊 騎手にとって、たった二日で光と影を見たような思いになったでしょう。
 その分、岩田騎手の好騎乗が光りました。この展開でないとアドマイヤムーンは勝てないと思えるような、内でじっとして経済コースを通り尺を測って一気にゴールまで駆け抜けるという騎乗。本当に見事でした。

 さて馬券の方ですが、今年で JCD は東京開催で最後というのに、とうとう当てられませんでした orz
 フィールドルージュが抜け、ヴァーミリアンがそれを交わし、よし三着は…と思ったら抜け出してきてるのはサンライズバッカス…手が回らなかった o...rz
 しかし、JC は本命にしたインティライミは沈みましたが、ポップロック、メイショウサムソンは本線、土壇場で外国馬を総切り、押さえ・ウォッカ、大穴・ヴィクトリーにして、あいた本線に最後に押し込んだのが、ウォッカよりは前でゴールするだろうと思ったアドマイヤムーン。どんぴしゃ (^-^)v
 ジャパンカップで馬券が獲れたのはほんと久々。しかし、獲って損。。。orz
 まぁしかし、これで年間最低回収率の樹立は回避できたし、あと三戦であわよくば…ではなくて、必ずひっくり返してやる。年間収支プラス、最後まであきらめません!?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JRA GI 2007 第十九戦「ジャパンカップ」

 さて日曜日のメインはジャパンカップです。
 凱旋門賞馬ディラントーマスの回避で vs メイショウサムソンの「幻の凱旋門賞」を本当に幻になってしまった以上に、おそらくこれによって一番人気に鞍上 武 豊 騎手という主義として絶対に本命にできない状況を生み出してくれました。

 さぁ困りました。
 今季のメイショウサムソンは強いです。おそらくこの馬にとって 2000m がベストディスタンスでしょうが 2400m ならほぼ全能力を出せる「射程距離」でしょう。天皇賞(秋)を見る限りは期待薄ですが、「切れない」ことを弱点に差しきれる相手を探すしかありません。

 いろいろ悩みましたが、本命はインティライミとします。
 アドマイヤジャパンも早々に引退した今、ディープ世代最強の馬はこの馬だと信じています。三歳時はいき急ぐ競馬が多く、スランプにも陥りましたが、最近は差す競馬が板につき、前走京都大賞典でも 33 秒台の脚を使ったように距離的不安もなく、また左回りの方がこの馬の場合スムーズだと思われます。天皇賞(秋)をパスしてここ一本に絞った気合いにかけます。
 単穴はヴィクトリーです。
 2000m 以上で結果は出せてませんが血統的には問題ないはずですし、折り合って展開さえ向けば能力は上位です。斥量 55kg も魅力。スローにペースが落ちれば、鞍上 ルメール 騎手のマジックが炸裂する可能性があります。
 本線はあとペリエ騎手を配するポップロック、休み明けとはいえまだ一度も GI でアドマイヤムーンに負けていないドリームパスポートまでとします。

 押さえはおそらくアドマイヤムーンにすると思います。ウォッカは人気すると思いますし、パドックを見てみないとわかりません。ただしアドマイヤムーンには絶対的に距離不安があるため、当日の状態次第で入れ替えるかもしれません。
 大穴はペイパルブルとで悩みましたが、日本の馬場でまだ良績がないこと承知で、サドラーズウェルズの直仔サデックスを狙ってみようと思います。凱旋門賞でもそこそこ人気した馬ですし、ディラントーマスが出走しない今回の外国馬で格は一番上でしょう。統計的なデータではないですが、欧州馬の場合フランスやイギリス馬よドイツ馬の方がくることが多いような気もしますし…
 と言うことで、

◎ インティライミ
○ メイショウサムソン
▲ ヴィクトリー
△ ポップロック
△ ドリームパスポート
× アドマイヤムーン
× サデックス

 まだ金曜日ですから…日曜日までこの予想を中心にじっくり煮詰めたいと思います。
# 変える可能性があると言うことです (^-^;>

| | コメント (0) | トラックバック (1)

JRA GI 2007 第十八戦「ジャパンカップダート」

 二連戦のジャパンカップウィークですが、まずはダートの方から。
 JBC クラシックの圧勝、鞍上 武 豊 騎手となると一番人気は間違いないヴァーミリアンですが、去年本命にした ので今年も本命にしたいところですが、鞍上のおかげで不動の対抗に格下げ。
 このヴァーミリアンを基準に考えると、切れる脚の使えるタイプの馬ではないですから後ろからの差しきるタイプの馬を本命に考えます。となると。。。

フィールドルージュ
ブルーコンコルド
メイショウトウコン
ワイルドワンダー

 で、この中からドラゴンファイヤーを本命に押します。
 レベルの高い今年の三歳、しかも 55kg の斥量、ユニコーンステークスの除外を挟んでますが、ただいま四連勝中で去年のアロンダイトとイメージもかぶります。なんと言っても東京ダートで連対率 100% 。
 単穴はメイショウトウコンです。
 二ヶ月ぶりですがポン駆けもきくタイプです。中京の東海 S を勝っているように、距離、左回りも大丈夫でしょう。
 あとワイルドワンダーと外国馬 スチューデントカウンシルまでを本線として、押さえでブルーコンコルド
 ここまでは決まっているのですが、フィールドルージュ 、JBC 二着の三歳馬 フリオーソサンライズバッカス までを入れ替えの対象として、パドックを見て決めたいと思います。
 いざとなったら スチューデントカウンシル 切るかも。。。
 次はターフの方考えます。。。忙しい忙しい (^^;>

◎ ドラゴンファイヤー
○ ヴァーミリアン
▲ メイショウトウコン
△ ワイルドワンダー
△ スチューデントカウンシル
× ブルーコンコルド

| | コメント (0) | トラックバック (4)

忙しい忙しい…あぁ忙しい…

 全く個人的なことですが、本業の方が今大変なことになっています。
 来年の三月に向けて、全社挙げての一大プロジェクトが進行中で、私も端役とは言えその渦中の中…いいんだけどなぁ給料もらえればそんなに目立つ仕事くれなくても (^^;;;>

 そんな中、 GI しか打たない私にとって、週末に GI が二つあるジャパンカップウィークは、一年で最も忙しい時期なのです。一週間に1レース考えても当たらないのに…おまけに本命にしようと思っていたディラントーマスは検疫がパスできず回避。
 今年でこの忙しいジャパンカップウィークは最後で、来年からは別の週にジャパンカップダートは阪神競馬場での 1800m 戦となって生まれ変わります。東京最後のジャパンカップダート当てときたい…って JC ダートって始まって以来一度も当たったことがないんですよね orz

 いろんな意味で腰を据えて考えたいのですが…忙しい忙しい、あぁ忙しい…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

攻める王者

「大事に乗りすぎた」
昨年の天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップを連覇し挑んだ今年の天皇賞(秋)で、致命的な不利があったとは言え惨敗を喫したダイワメジャーの鞍上 安藤勝己 騎手は、これも連覇のかかるマイルチャンピオンシップを前に天皇賞(秋)のレースを振り返ってこう語った。
 裏を返せば、マイルチャンピオンシップでは攻めると言うことを公言しているようなものだった。前々につけて押し切る…それはダイワメジャーの勝ちパターンではあったが「昨年ほどの勢いはない」との前評判もあり、どこまで言葉に力はあったかは鞍上以外には誰にもわからなかった。

 スタートは GI らしく横一線、それでもダイワメジャーが一歩前に出る。これに並びかけるようにローエングリン、フサイチリシャールが徐々に進出して、結局ローエングリンが先頭に立つ。この三頭の後ろにマイネルシーガル、ローレルゲレイロ、キングストレイル、スーパーホーネット、中段やや後ろにぽつんと天皇賞(秋)二着のアグネスアーク、そして後方の一段の中に春のスプリント王スズカフェニックスという展開。
 向こう正面の直線が終わって坂を下って最終コーナーに向かう途中で、ローエングリンの手応えが怪しくなり、フサイチリシャールが先頭に変わると、それを目指してダイワメジャーが仕掛けるとなく先頭に並びかけようと動き出す。その間に割って入ってマイネルシーガル、その内後ろにぴたっとキングストレイル、そしてスーパーホーネットも外を回って上がっていく。後方に控えていたスズカフェニックスも前にとりつき、役者が一団に固まる。いよいよ最終コーナー出口。
 すでにこの時点で先頭に並びかけたダイワメジャーの鞍上 安藤 騎手は、まだ追わずに外に目線をやる。
 それでも直線を向いて、自然とダイワメジャーは先頭に立つ。マイネルシーガルは早々と脱落したが、それでもフサイチリシャールは食い下がり、キングストレイルも追いすがる。それでも安藤 騎手は鞭を抜かずにしきりに外を気にしている。
 そして一気に外から脚を伸ばしてきたのは、若武者 藤岡 騎手が一心不乱に追うスワン S 覇者スーパーホーネット。待っていたかのように直線半ばを前にして安藤 騎手が鞭を抜く。その檄に応えてダイワメジャーが伸びたところで、スーパーホーネットが並びかける。そのさらに後ろからは一瞬にしてキングストレイルを交わしきたアグネスアーク、そのさらに外からスズカフェニックス、最内、縫うようにカンパニーも脚を伸ばす。末脚自慢がよってたかって、先頭のダイワメジャーに襲いかかる。
 しかし…前評判などあてにならなかった。スーパーホーネットを完全に押さえきり、その他の馬には影すら踏ませなかった。
 皐月賞馬、天皇賞馬…いくつものタイトルを奪い取ったこのダイワメジャーという馬を表する言葉はいくつもあるだろう。しかし、マイルチャンピオンシップ連覇、マイル GI 三連覇、「マイル王」と言う言葉がこの馬には最もよく似合うだろう。

 誰ですか?ピークは過ぎたなんていったのは?
 前々でレースをコントロールして、後ろから末脚をのばしてくる馬をまとめて完封、終わってみれば着差以上の圧勝じゃないですか。恐れ入りました。
 押さえに回したアグネスアークが後ろから脚を伸ばして、スズカフェニックスが横を向いて飛んできたときは、ひやりとしました。あのままスズカフェニックスが横向いたままゴールして、アグネスアークにハナ差負けだったら目も当てられないところでした。(^-^;>
 まぁとにかくダイワメジャーも馬券も完勝、馬券は今年初めての完勝かもしれない。。。いやめでたい。次は連闘ですが、この勢いをさらに加速させるチャンスと思ってがんばる (^^)/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JRA GI 2007 第十七戦「マイルチャンピオンシップ」

 GI ホースは外国馬も含めて6頭もいても、本命不在混戦模様です。天皇賞(秋)組が人気を集めているようですが、人気ほど実力差があるように思えません。これに加えて、不発だったスプリンターズ S から間隔を置いて挑むスズカフェニックス、毎年人気を集めても成績が伴わないスワン S 勝ちのスーパーホーネットまで考えても絶対の軸は見あたりません。
 とりあえず、この五頭までで優先順位を考えるとやはり本命はダイワメジャーでしょう。
 去年のようなレースができるのなら大負けすることが考えにくいですし、去年ほどの勢いはないと言いますが、去年以上に相手関係が強くなっているわけでもなく、天皇賞(秋)の結果もあれほどの不利を受けなければ、もう少しましな結果になっていたように思います。
 対抗はスズカフェニックス
 春のスプリントチャンプと言っても 1200m 戦はもともと得意としていたわけではなく、インフルエンザの影響で帰厩が遅れて調整不足、しかも道悪だったスプリンターズ S は度外視してもいいでしょう。元々マイラーですし、広い京都の外回りコースも向くでしょう。一発の破壊力は抜群です。
 単穴はカンパニー
 関屋記念以来となった天皇賞(秋)で鮮やかに抜け出してきた脚はやはり一品。2000m はやはりやや長かったと言うことでしょう。マイルなら不足なしの舞台。ただし、追い込み一辺倒の脚質ではあるので、去年のように前々で決まる出番なしと言うこともあるので、ここが評価はここまでが限界。
 さて本戦のこり二頭ですが、マイル CS に相性の悪いスワン S 勝ちのスーパーホーネットと、最後の一頭はアグネスアークではなくキングストレイルとします。キングストレイルはスプリンターズ S 、スワン S で評価を落としてますが、もともと 2200m のセントライト記念を勝った馬、距離が短すぎます。やはりマイル以上になれば見直す必要はあるでしょう。なんと言っても秋は休み明けで前々につけて抜け出した京成杯 AH 勝ちが強烈でした。

 さてアグネスアークはどうしても調教がよく見えなかった(こういう馬らしいですが…)ので押さえです。最後の一頭、押さえはコイウタいきます。秋はぱっとしてませんが、スプリンターズ S は道悪、富士 S は 1 馬身 1/4 差で言うほど負けてないでしょう。内でじっとして、ぱっと飛び出す。ダービー卿 CT 、ヴィクトリアマイルの時も内枠でした。今回も最内枠。京都は内柵が張られて、内外の差はなくなっています。経済コースを通って一発。。。期待しましょう (^^)

◎ ダイワメジャー
○ スズカフェニックス
▲ カンパニー
△ スーパーホーネット
△ キングストレイル
× アグネスアーク
× コイウタ

 ここで大きく獲りたいなぁ。。。と言う欲望丸出しの予想のようですが、じ~っくり調教を見た結果です一応。混戦の時、信じるのは自分の目。。。当たると説得力があるんですけどね。。。がんばります (^^;>

| | コメント (0) | トラックバック (1)

連覇に向けてメジャー出陣

 昨年の覇者ダイワメジャーが出陣します。天皇賞(秋)のトラブルでどうなるかと思われましたが、これで混戦模様の今年のマイルチャンピオンシップに一本筋が通ったというものです。
 それでも混戦がいきなり銀行レースになるとは思えないくらい役者揃いというか、ここが今年の年間収支プラスに向けて正念場、大一番のような気がします。真剣に週末まで悩もう。。。(_ _">

| | コメント (0) | トラックバック (2)

最強の証明

 ウォッカ回避。
 当日の朝になって、届いたこの報は波乱の前触れとしたら、十分すぎるほどのインパクトだった。これで最強世代と評された今年の三歳牝馬で出走するのは、二冠馬ダイワスカーレットとオークス馬ローブデコルテのみとなり、一番人気を背負うことになったダイワスカーレットにとって先行という脚質上、目標はただ一頭になってしまったと言って良かった。
 三歳牝馬 vs オークス馬と古馬牝馬。
 それでも容赦なくスタートは切られた。

 スタートでアサヒライジングが立ち遅れ、抜群のスタートを決めてしまったダイワスカーレットは押し出されるように先頭に立つ。そのすぐ後ろにデアリングハート、遅れて上がってきたアサヒライジング、オークス馬ローブデコルテ、今回は前目につけた一昨年の覇者、女傑スイープトウショウ、昨年の覇者フサイチパンドラ、アドマイヤキッス、ディアデラノビアとそうそうたるメンバーがさほど長くはない馬群となって追走する。
 ペースはスローになった。
 しかし、セーフティーリードを取らせてくれるほど甘くはない。ダイワスカーレット先頭で、坂の頂上手前でフサイチパンドラがポジションを上げ、これを契機にさほど長くはなかった馬群がさらに短くなる。
 先頭を行くダイワスカーレットがぴったりマークされた状態で、最終コーナーを回る。いくらダービー牝馬を押さえて二冠を奪取したとは言え、まだ三歳馬。この一対十二の構図で押し切れるか否か?
 ダイワスカーレットが直線に入って突き放す。まずデアリングハート、アサヒライジング、ローブデコルテは早々と脱落したが、それでも内からスイープトウショウ、外からフサイチパンドラと、一昨年、昨年の女王は襲いかかる。後方の馬群からはアドマイヤキッスも縫うように伸びてくる。さらに外から武 豊 騎乗のディアデラノビアが馬場のいいところを通って伸びてくる。
 ダイワスカーレットが逃げる。
 馬群を抜けたところでアドマイヤキッスの伸びが止まる。ディアデラノビアも届きそうにない。しかし、スイープトウショウとの差は開かない。フサイチパンドラとの差は詰まる。
 それでも「最強世代」の二冠牝馬、最強の証明をする義務があった。十二頭の歴戦の牝馬を向こうに回して逃げ切り。これがダイワスカーレットの「最強の証明」だった。

 ダイワスカーレット強かった。もう直線向いたときは、いけると思った手応えでした。恐れ入りました。
 しかし…す、スイープトウショウ… orz
 馬体重は前走比で± 0 kg 。見た限り全く前走と体型は変わっていないように思いました。しかも内に閉じこめられ不慣れな前々のポジション。ダイワスカーレットとの差も縮められないとこで「よし」と思ったんですが…踏ん張るんだもんなぁ orz
 これで引退だそうですが、最後の最後まで痛めつけられました。。。是非、母親とは違って私と馬券的相性のいい仔を生んで欲しいものです (^^;;;;;>

 これで連敗。しかし、次は得意の短距離線。と言いたいところですが、ここんとここのマイル CS 、当たった記憶が…まともに勝ったのはエアジハード - キングヘイローくらいまで遡らないと…二頭ともすでに種牡馬 o...rz

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JRA GI 2007 第十六戦「エリザベス女王杯」

 最強世代三歳牝馬二強対決。京都芝 2000m の秋華賞を圧勝したダイワスカーレット vs 日本ダービー馬ウォッカ。これに異論を挟む気はありませんし、挟まない方が良いでしょう。
 本命も月並みですがウォッカです。
 京都芝 2200m と言う舞台設定で、200m の延長でダイワスカーレットの限界が見えるとは思いません。外回りになって長くなるとは言っても、府中と違って直線は平坦ですから一概にウォッカ有利とも思いません。しかし、秋華賞の圧勝を見ていると、他馬は「ウォッカの脚を封じ込める」より「ダイワスカーレットを捕まえる」ことに比重を置いてくるように思われます。その状況下で、秋二走目となるウォッカの末脚をダイワスカーレットが封じ込められるかと聞かれれば、答えは No です。
 対抗はダイワスカーレットです。
 なんだかんだと言っても、超早熟のマイラー血統と思っていたアグネスタキオン産駒の本馬は、すでに秋にこれだけの実績を残したことで個人的な想像の範疇を超えてしまっています。去年のドリームパスポートのような馬ですので、つべこべ言わずに買います。

 さて残念ながら秋華賞二着のレインダンスが熱発で回避したため、悩むのはここからです。
 正直言ってスイープトウショウ以外はさほど地力に差はないと思っていて、そのスイープトウショウはこの秋、調教でわがまま気まま、予定していた京都大賞典に出走できなかったほどです。やっと出てきたスワンステークスで +18kg 。その状態でよく四着に踏ん張ったと思います。そこを評価して、やはり単穴はスイープトウショウで行きます。ただし、馬体重が最低でも 8kg 以上減っていた場合に限定します。増えていたりなんかした場合は蹴飛ばします。
 と言うことで、蹴飛ばしたときの単穴候補はディアデラノビアです。
 ダイワスカーレットとの兼ね合いの問題があるので、前に行く組はきついと思います。スローペースになればダイワスカーレットのスパートについて行けない可能性が高いですし、前々につけてペースを下げようとすると逆に逃げられる可能性もあります。
 そう考えると、追い込む組、差してくる組が有利に思えるので、残り一頭は調教で調子も良さそうですし、鞍上もルメール騎手を配するフサイチパンドラで行きます。

 押さえは展開的に厳しくなるとは思いますが、ヴィクトリアマイル以降大きく崩れず、距離の融通もききそうなアサヒライジングで、スイープトウショウを蹴る場合はここまでを本線としたいと思います。
 さて最後に大穴ですが、これも平凡ですがアドマイヤキッスを狙います。
 完全に人気の盲点になっていますが、枠もいいですし 2000m 以下なら実力は折り紙付き、鞍上も岩田騎手ですし…ただ京都で勝ち星がないのが気になりますが…

◎ ウォッカ
○ ダイワスカーレット
▲ スイープトウショウ
△ ディアデラノビア
△ フサイチパンドラ
× アサヒライジング
× アドマイヤキッス

 万が一、スイープトウショウを蹴るときは、オークス馬ローブデコルテか、タイキマドレーヌあたりを押さえ、穴に置き換えたいと思います。
 女王杯は苦手ですが、上位二頭が堅ければいくら何でも…押さえておきたいなぁ… (^^;;;>

| | コメント (0) | トラックバック (1)

最強世代の証明

「今年の三歳牝馬は最強世代」
 素直に秋華賞上位三頭が出てくるのならば、これらを中心に…と思っていたらレインダンスが熱発で回避。勝負は牝馬二冠ダイワスカーレット vs ダービー牝馬ウォッカ中心で動くと言うことでいいと思いますが、三連複で当てようと思うと、最後の一頭を慎重に選ばざる得ません。
 打倒ダイワスカーレットと言うことで、先行して飛び出す同馬の脚質を考えると、ウォッカも外回りになって直線が長くなると言っても、ある程度前々で早めに捕まえに行くことが想定されます。となると、この二頭に絡めるのは末脚自慢から…というのが妥当でしょう。
 …と、最近忙しいせいか、文章上にも早く結果につなげようと思考を急ぎすぎているようですね…週末までじっくり考えます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

もう一頭のサムソン

 史上四頭目の天皇賞春秋連覇か?やっとつかんだ王座の防衛か?それとも史上二頭目の秋の天皇賞連覇か?…GI ホース 8 頭が揃った豪華メンバーで競われる天皇賞(秋)のスタートは、十分に満ちた緊張感の中で切られた。
 スタートと同時に、最内枠に入った春の天皇賞馬メイショウサムソンをはじめとして、デルタブルース、コスモバルク、エイシデピュティの四頭がハナを争う。すぐにメイショウサムソンは控えて、先導する役目はコスモバルクが担った。
 控えたメイショウサムソンのあとに、連覇を狙うダイワメジャーがぴったりマークする形で、その二、三頭後ろに夏のグランプリ覇者アドマイヤムーンが追走する。無冠の実力馬ポップロックはそのさらに後ろ。さほどの混乱もなく、隊列も長くなりすぎず詰まりすぎず、淡々と進んでいく。1000m の通過タイムは 1 分を少し切る平均ペースより心持ち早い程度。「ここに集った強者に勝負所のわからないものなどいない」というような感じだった…最終コーナーを迎えるまでは…

 大欅の向こうを過ぎて、いよいよ最終コーナー。
 後ろから上がってきたアドマイヤムーンにとあわせて、ダイワメジャーも外から先頭集団に並びかける。そして、ここで悲劇が起こる。直線を向いて、先頭だったコスモバルクが、馬場を選んで荒れた内を避けたときに外によれた。それに驚いてエイシンデピュティがさらに大きく外によれた。ここからは、直線を向いてほぼ横一線だった先頭集団で玉突き衝突状態になる。そして一番外を上がろうとしてダイワメジャーの鞍上 安藤 騎手が悲鳴を上げるほどはじかれ、さらに外にいたアドマイヤムーンはぶつけられた上に完全にスパートのタイミングを逸した。

 この混乱の中、内々を追走していたメイショウサムソンは、コスモバルクが外によれたあいた進路に、まるでマジックのように入り込んだ…いや舞い降りたというような柔らかさを見せる。そしてぐんぐん伸びる。府中の直線の坂など関係ない、重力すら無視しているかのように滑るように駆け上がる。先頭集団の玉突き衝突を奇跡的にすり抜けて伸びてきたカンパニー、アグネスアークがいくら脚を伸ばしても全く追いつけない。
 まるでマジックを見ているようだった。
 そしてあっという間にゴール板の前を駆け抜けた。これまで勝った 3 つの GI での二着につけた着差、全部あわせたくらいの着差をつけて、夢のグランプリと言われた今年の宝塚記念にも引けをとらない相手に完勝劇。
 主戦 石橋 守 騎手に「サムソンのすべてを教えてもらった」天才魔術師 武 豊 騎手が「もう一頭のメイショウサムソン」を生み出した瞬間だった。

 外れましたよ。馬券は。馬場が良くなりすぎていると感じて、押さえとしていたシャドウゲイトをカンパニーに置き換えたところまでは良かったんですが、最後の最後、アグネスアークという馬を完全に甘く見てました orz
 しかし、すごいレースを見てしまったという感じです。
 メイショウサムソンとは石橋 守 騎手を鞍上に真っ向勝負、力ずくでねじ伏せることがこの馬の勝ちパターンだと思っていました。それとは全く違う、それでもやはり強いもう一頭のメイショウサムソンを見た気がします。しかも、休み明け初戦であのメンバー相手にあの勝ち方…ジャパンカップ、有馬記念でこの馬を交わせる馬はいるんでしょうか?と思っていても、年内、鞍上は武 豊 騎手…ポリシーとして本命には押せない。。。(_ _;>
 さて困ったもんです。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »