宝くじ一枚
阪神の桜のもと、大乱戦を繰り広げてから一ヶ月、舞台を東京に移して、一番人気は桜花賞五着馬リトルアマポーラが集めていた。桜花賞馬レジネッタは五番人気、桜花賞一番人気の二歳女王トールポピーも四番人気に甘んじ、ウォッズの上でもすでに大乱戦のにおいが漂っていた。
逃げると思われていたカレイジャスミンを外から押さえてエアパスカル、その後ろにブラックエンブレムがつき、エフティマイヤ、中段内にトールポピー、レジネッタ、外からリトルアマポーラ、その後ろに折り合いに専念しているオディール、最後方シャランジュと縦長の隊列がゆっくりと向正面を進んでいく。ペースはスローだが、オークスにして「超」がつくほどのスローではない。
この馬群が最終コーナーが近づくにつれ、徐々に短くなって、直線を向いて先頭を走っていたエアパスカルが馬群に飲み込まれると、もうどの馬が勝ってもおかしくないくらいの差に全馬が押し込まれる大混戦。外から伸びようとする一番人気リトルアマポーラが伸びあぐね、前が壁になって外に持ち出そうとしたトールポピーも伸びないムードインディゴが蓋になって外にでられない。内ではソーマジック、ブラックエンブレムが先頭を伺うその間から桜花賞馬レジネッタ。さらにその後ろからマイネレーツェル、オディールがスパートの瞬間をじっと待っている。そこに…
外への進路が塞がれたトールポピーが一気につっこんでくる。外ブラックエンブレムと内レジネッタの間、半頭分もない間に無理矢理つっこんで、その上その間を割って先頭に立つ。はじかれたレジネッタも、ブラックエンブレムも食い下がる。さらに外から淡々と脚を伸ばしてきたエフティマイヤも襲いかかる。
しかし譲らない。桜花賞で傷つけられた女王のプライド、そのプライドを捨ててまでしがみつくほどの執念。大混戦と言われた樫の女王の座は、そこまで泥にまみれないと奪い取れないものだと言うことをトールポピーは身をもって示した。
いや何というか、レース後池添 騎手に制裁が下ったことからもわかるように、すさまじいレースでした。後味は悪かったかもしれませんが、レジネッタとブラックエンブレムの間のあの狭いところをこじ開けて突き抜けるなどと言うあの芸当を他馬ができるかと聞かれると、それはできないだろうと思います。それをやってのけるだけの勝負根性、これだけでも樫の女王を名乗るだけの能力に値するのではないでしょうか?
個人的にもジャングルポケット産駒のクラシック初制覇。素直にうれしかったです。
しかし、馬券は…エフティマイヤ…また orz
父フジキセキ×母父ニホンピロウィナーってどう考えてもマイルくらいまでって思うじゃないですか…って「オークスは血統的距離適正は関係ない」と言っておきながら、しかも最終追いの VTR をみてよく見えたのに、桜花賞二着馬なのに…完全に無視ってた。穫れてたよ 、この 6 万馬券(三連複)。。。 o...rz
みすみす宝くじ一枚見逃した気分。。。競馬って奥が深い。次の宝くじは当てる!>ダービー
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