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最強のウォッカ

 64 年ぶりにダービーを制した歴史的名牝は、その後、思い通りにならないローテーション、古馬の壁、思わぬライバルの出現によって勝利から遠ざかっていた。
「こんなものではない」
 その思いを証明するため陣営が選択したのは、ウォッカが得意とする舞台 東京 芝 1600m の舞台で行われる安田記念だった。

 抜群のスタートを決めたウォッカを外からコンゴウリキシオーが押さえて先頭に立ち、ウオッカは三番手。逆に京王杯 SC を解消し一番人気を背負ったスーパーホーネットは、スタートでやや後手を踏んで、中段よりやや後ろの外目を追走する。武 豊騎手鞍上のスズカフェニックスも中段外目、香港勢はアルマダが先頭集団にとりつき、グッドババとブリッシュラックも中段。
 ペースが平均より心持ち速いはずなのに、馬群はぎゅっと詰まって、先頭を行くコンゴウリキシオーから数頭以外は窮屈な馬群の中で動くに動けない状態で、さらに先頭のコンゴウリキシオーとの差を詰めて、最終コーナーを迎える。
 先頭のコンゴウリキシオーを捕まえようと二番手集団からアルマダが飛び出した刹那、それに並びかけ、コンゴウリキシオーとまとめて交わし、はじき出されるように先頭に立ったのはウオッカだった。
 しかも、一度先頭に立つと、坂を上りながらアルマダ以下後続をぐんぐんはなしていく。馬場の真ん中、スーパーホーネットは伸びない。エアシェイディと馬体をあわせてスズカフェニックスも大外を駆け上がってくるがあとの祭り。
 ウォッカ圧勝。
 これこそ 64 年ぶりに現れたヒロインに、人々が期待した「最強のウォッカ」だった。

 ドバイ帰りの最低馬体重で出走したヴィクトリアマイルから中二週で安田記念に出走。ガレて出てくるかと思いきや馬体増。パドックの外々を堂々と歩くウォッカを見て「これは?」と思いましたが、想像を超えるパフォーマンスでした。いや、お見事としか言うことがありません。
 アルマダ以外は、輸送で激減した馬体重での出走になった香港馬を切り、押さえにアルマダを回したところまでは正解でしたが…◎スーパーホーネットは直線半ばで失速、五着○スズカフェニックス、四着△エアシェイディ…三着エイシンドーバーって o...rz

 2008 年前半戦古馬芝 GI 完全制覇は早くも水の泡…あぁエイシンドーバー…宝塚で何とか前半とんとんに…なんとか。一週間お休み orz

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