« 2008年11月 | トップページ | 2009年2月 »

DON'T STOP THE SCARLET

 今年の初戦、産経大阪杯を歴戦の牡馬相手に圧勝したが、その後、右前脚管骨骨瘤を発症。そして復帰戦となったのは、秋の古馬王道路線の初戦 GI 天皇賞(秋)。万全を期して、しかし結果は 2cm 差の二着。敗れた相手は終生のライバル ウォッカ。
 しかし、このままでは終われない。
 今年の最終戦として、陣営が選択したのはグランプリ有馬記念。

 主戦 安藤 勝己 騎手をして「ベストは 2000m 前後、そこから先は馬の能力で何とか…」と公言しながら圧倒的一番人気。小回りの中山コース芝 2500m 、コーナーを 6 回も回る内枠の先行馬有利の特異なコース形態で、ダイワスカーレットは外、8枠13番。
 ライバルとなる他の陣営は「ダイワは強い」、口をそろえてダイワスカーレットマークを口にする。13 対 1 。
 有利な条件など何一つない。

 STOP THE SCARLET!

 有馬記念のスタートは切られた。
 横一線のスタートの中、ダイワスカーレットが前に出る。小細工一切なし。外から飛び出し、堂々とハナを切る。
 メイショウサムソン、アサクサキングス、カワカミプリンセス、スクリーンヒーローなどが前につけ、先頭に立つダイワスカーレットにプレッシャーをかける。一方で前につけると思われていたマツリダゴッホは後方、隊列は長くはないが後方待機で末脚にかける馬たちがいる位置にいる。

 ダイワスカーレットが逃げる。
 3コーナー手前、外を通ってマツリダゴッホが徐々に進出を始める。これに並ばれてから、スクリーンヒーローもポジションをあげ始め、レースが徐々に動きだす。後続を引きつけるようにダイワスカーレットと後続の距離が見る間に詰まっていく。
 すぐ外にメイショウサムソン、外からスクリーンヒーロー、大外を通ってマツリダゴッホ。
 そして最終コーナーを回ってダイワスカーレットが飛び出す。まさに必殺のタイミング。
 後続でこのスパートについて行けたのは、唯一スクリーンヒーロー、それでも並べない、追いつけない。直線半ばで力尽きたスクリーンヒーローに並んで脚を伸ばしてきたのはエアシェイディ。しかし、先頭ダイワスカーレットとの差は詰まらない。
 後方で脚をためていたアドマイヤモナークも大外一気に詰め寄ったが、それでもダイワスカーレットはまだ先。

 DON'T STOP THE SCARLET

 鞍上 安藤 勝己 騎手の拳が、力強く寒空を突き抜けて天をつく。
 13 頭もの歴戦の古馬が、影すら踏めない圧勝劇だった。

 あ、唖然。。。こういうレースをするだろうと想像していて、その通りのレースをして誰も止められない。びっくりするようなタイムで走っているわけでもない。あり得ない末脚を繰り出しているわけでもない。それでも止められない。。。間違いなく今までみた中で最強のダイワスカーレットでした。来年この馬を止める馬は出現するんでしょうか?

 それともう一つ。。。穴でエアシェイディもドリームジャーニーも押さえましたよ。。。アドマイヤモナークって。。。 14 頭中 14 番人気。。。いくら何でもそこまで押さえるのは無理。。。唖然。。。呆然 o...rz

 また今年も年間終始プラスは淡い夢と消えました (T-T)
 来年こそ、来年こそは。。。毎年オチは一緒ですが。。。 orz

 来年もフェブラリーステークスから。。。よかったらまたおつきあいください m(_ _)m
 よいお年を (^^)/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008 JRA GI LAST RACE 「有馬記念」

 一番人気はどうやらダイワスカーレットということになりそうですが、エイシンデピュティが回避となった今回、逃げるのはおそらくこの馬で、しかもスローに落として逃げるなどという器用な芸当ができる馬でもありません。
 おそらく目標にされるのはこの馬で、去年は三歳で 53kg 、今年は 55kg 、外枠を引いて中山の 2500m 。条件が悪すぎます。

 一方で連覇を狙うマツリダゴッホは、今年はノーマークというわけにもいかず、ダイワスカーレットがいる以上、うしろにゆっくり構えて差しきれるほど切れる脚もない以上、前々につけるほかありません。折り合いに全く心配がないというタイプでもない上、負けるときは結構あっさり負けるタイプなのですが、ただダイワスカーレットが前に言ってくれる以上、必要以上にスローになることもないのが救いでしょう。

 メイショウサムソンは調教こそタイム的によかったと思いますが、迫力は今ひとつ。また三回目の有馬記念出走になりますが、過去二回全く見せ場がなかったので、皐月賞馬に中山苦手とはいいませんが中山 2500m という舞台設定ではそんなに重い印を打てません。

 悩みましたが、本命は今年の JC 馬スクリーンヒーローにします。
 アルゼンチン共和国杯からジャパンカップというあまり相性のよいとはいえないローテションで、歴代三代のダービー馬を向こうに回しての完勝はまぐれでできる芸当ではありません。
 アルゼンチン共和国杯、ジャパンカップと連勝してきたので距離的には問題がないでしょう。問題は右回りの中山という舞台です。セントライト記念で三着という実績もあるのでたぶん大丈夫でしょう。
 折り合いにも問題はないタイプらしいですし、先週もグラスワンダー産駒が勝ってますし、そこんところの勢いも買って。

 ということで、対抗はマツリダゴッホ、単穴でダイワスカーレット、押さえでメイショウサムソン と調教が抜群によかったフローテーション まで。

 さてここからは大穴を。
 まずは調教が抜群によく見えたドリームジャーニー。展開が前のめりになりそうなので、前がハイペースでつぶれたら、ひょっとするとこの馬の出番かもしれません。
 最後に隠れた中山巧者っぽいエアシェイディを。この馬、歳をとるにつれて距離が長いレースの方が安定してきているような気がします。2500m 初挑戦というところが気になりますが、今なら何とか。。。

◎ スクリーンヒーロー
○ マツリダゴッホ
▲ ダイワスカーレット
△ メイショウサムソン
△ フローテーション
× ドリームジャーニー
× エアシェイディ

 ここまででも少々穴っぽいところを狙っていますが、さらに馬券戦略も変えます。
 ◎ スクリーンヒーロー - ○ マツリダゴッホからの軸二頭流しをメインに、◎ スクリーンヒーロー と ○ マツリダゴッホから軸一頭流しを押さえに…二頭とも飛んだら…それは考えないことにします coldsweats01

 さあオーラス。いざ勝負!!

| | コメント (0) | トラックバック (11)

マツリダゴッホ × ダイワスカーレット = 有馬記念?

 苦手といわれた左回りの JC を見せ場たっぷりの四着にまとめた前年覇者マツリダゴッホと、七ヶ月ぶりの復帰戦となった天皇賞(秋)でウォッカを追い詰めたダイワスカーレットが人気を集めそうですが、果たしてこの二頭で決まるかと聞かれると個人的には疑問です。
 去年ほぼノーマークだったマツリダゴッホと、去年は三歳で 53kg で展開も向いたダイワスカーレット、今年は立場も相手関係も違います。

 それに今年も年間回収率 77.98% と負け越しで迎えた有馬記念で、少々荒れてもらわないと逆転不能なので少々ひねった予想を立てざる得ない状況で、かつ馬券戦略も含めて熟考の上挑みたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

二歳王者の冠は中山に

 一番人気はブレイクランアウト。一勝馬が堂々と一番人気を背負うには、理由があった。落馬で戦列を離れ、たった 28 日でこの実戦の場に戻ってきた武 豊 騎手、そして「武 豊 騎手が乗れないのであれば自重する」、そう公言していた陣営の覚悟が、この混戦の中一番の人気を集める結果となった。

 ゲットフルマークスが外から強引にツルマルジャパンからハナを奪い、ミッキーパンプキンが押さえて三番手で、一気に馬群が伸びていく。ここでブレイクランアウトは後ろから三頭目。
 3コーナー手前から、ブレイクランアウトが外目を通って徐々にポジションを上げていくと、それを見て中団につけていたセイウンワンダー、フィフスペトルなどもポジションを上げ、4コーナーまでで長かった馬群が一気に詰まる。

 最終コーナーを曲がって、外からブレイクランアウトが先頭に立ったホッコータキオンに並ぶ。一気に交わすか?
 粘るホッコータキオン、ふりほどこうとするブレイクランアウトを前にして、内に切れ込んで一瞬にして前の二頭に並ぶまもなく突き抜けたのはセイウンワンダー。
 たとえクラシックを狙う大物が別路線を選ぼうと、二歳王者の冠は中山にある。譲れない二歳王者戴冠への扉を、岩田 康誠 騎手が、セイウンワンダーがこじ開ける。
 追うブレイクランアウト、ホッコータキオンも崩れない。大外からフィフスペトルが飛び込んでくる。しかし、勝ったのは新潟二歳王者セイウンワンダー。未勝利戦から一気の三連勝で二歳王者に上り詰めた。

  JC のスクリーンヒーローに続いて、グラスワンダー産駒 GI 二勝目。セイウンワンダーは父子同一 GI 制覇。父が出走すら許されなかったクラシックへ夢が広がりました。今回は久々のせいか、若干折り合いを欠いた面もありましたが、未勝利は先行して抜けだし、新潟二歳は重をこなして最後方から牛蒡抜き、そして今回は先行集団を前に見て差しきりと自在性がありますから、 2000m くらいはこなせるでしょう。いや、父は 2500m をこなしました。是非ダービーまで…
 二着のフィフスペトルにしても、マイルをこなしたのですからクラシックへ視界は広がったでしょう。おまけにゴール前であの末脚。距離不安が囁かれましたが、逆にこれまで能力だけで距離不足を克服していたとしたら…ちょっと怖い存在です。
 まだまだ春は遠い。リーチザクラウンで早々決まるものではないでしょう。

 今回は穫った。穫って損だけど… orz
 回収率は低下するばかり、そしていよいよ次はオーラス、有馬記念。やはり今年もここまで追い込まれました。でもまだあきらめない!大逆転を信じて…

20081221

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008 JRA GI RACE XXI 「朝日杯フューチュリティステークス」

 今年も前哨戦を一通り一応見ましたが、一番レベルが高いと思えたのはデイリー杯で、そこで逃げ切ると思われたホッコータキオンをゴール寸前で捕まえたシェーンヴァルトが本命でいいかと思います。

 対抗はホッコータキオンにしようかと思いましたが、このホッコータキオン、京王杯二歳ステークス勝ちのゲットフルマークス、前日売りミッキーパンプキンなどを含めて、先行したい馬が多いので、あえて先行有利を逆手にとって、新潟二歳ステークスからここに来たセイウンワンダー
 先般の阪神 JF のデグラーディアもそうでしたが、勝敗はともかく前哨戦を使っててくれれば本命にしようと思っていました。しかも、新潟二歳ステークスから直行してくる馬というのはあまり良績がない記憶があって、評価を落としました。

 単穴はホッコータキオン
 1800m を逃げ切れるわけですから 1600m も大丈夫でしょう。ただ内枠先行有利な同レースで外枠を引き、調教も動かない馬らしいですがさほど抜けて見えなかったので評価はここまで。

 残りは前哨戦二着が物足りず、期待感ほど大舞台での強さが出ないイメージのある新種牡馬キングカメハメハ産駒の出世頭フィフスペトル、内枠先行有利、鞍上ペリエ騎手と言うことで人気になっているミッキーパンプキン まで。

 確かに調教はよく見えましたが、東スポ杯を負けて朝日杯で人気を背負う馬ってあまりいいイメージのないブレイクランアウトを押さえに、大穴は距離適正のよくわからないマイネルラブ産駒、京王杯の勝ちタイムの割には人気になっていないゲットフルマークスと、調教 V が非常によく見えた一勝馬トレノパズルが気になっています。

◎ シェーンヴァルト
○ セイウンワンダー
▲ ホッコータキオン
△ フィフスペトル
△ ミッキーパンプキン
× ブレイクランアウト
× ゲットフルマークス or トレノパズル

 うーん、つきそうにない。。。いやまずは当てることが先決!最終決定は当日の天気、馬場状態、パドックを見て最終決定します。
 最終有馬に向けてとにかく当てる!!まずはそこ!

| | コメント (0) | トラックバック (2)

先行有利を念頭に

 今週も二歳 GI ですが、牝馬に比べると牡馬の方は荒れ放題荒れると言うことは少なく、個人的には去年ほど想像が及ばない結果になることはそうそうないと思っています。
 阪神 JF ほど当たるイメージもないですが、それでも今年は先行有利を頭に置いて、1800m をレコードで逃げ切り、デイリー杯をあわやというところまで逃げ粘ったホッコータキオンを中心に考えれば、何とかまとめられるのでは…と思っています。
 つく馬券になるかどうかが問題ですが…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一人舞台

 母ビワハイジは札幌二歳を制し直行、そしてあのエアグルーヴ相手に二歳女王に輝いた。兄は同世代では平成の天馬ディープインパクトにもっとも近づいたアドマイヤジャパン、そして重賞三勝のアドマイヤオーラ。父はダービー馬スペシャルウィークと言う超良血ブエナビスタは、たった一勝馬の身でありながらこの場に立ち、そして堂々と一番人気を背負っていた。
「どんな勝ち方を…いやそもそも本当に強いのか?」

 スタートして後方三番手の外目につけたブエナビスタは、三コーナー手前から徐々に外目を回って上がっていく。それに併せて馬群はこわばっていくように縮まっていく。
 最終コーナーを回って先頭は四、五頭が横一線。そこから先頭に立ったショウナンカッサイが内で粘るところを、その外からジェルミナル、さらに外からダノンベルベール。
 コーナリングの際、後方外目に置かれたブエナビスタに、鞍上 安藤 勝己 騎手から鞭が入る。一発、そして二発。そしてエンジンがかかった。

 ここからは一瞬だった。
 馬場の真ん中、抜けたはずのダノンベルベールを、大外一気、並ぶまもなく交わすと、さらに一瞬のうちに突き放す。
 ダノンベルベールが追いすがろうとするが、すでに鞍上が流しているブエナビスタに追いつけない。後方から目の覚めるような爆発力で飛んできたミクロコスモスの遙か前、ゴール板の前にはブエナビスタがいた。
 一人舞台。完全勝利だった。

 あ、あぜん。。。
 自分の目を信じてなかったわけではないのですが、あそこまで強いとは…競馬をそろそろ長いことと言っていいくらい見てるつもりですが、阪神ジュベナイルフィリーズであんなに楽勝した馬を初めて見ました。
 けた違いです>ブエナビスタ

 よかった、鞍上が安藤 勝己 騎手で。武 豊 騎手だったらまたディープの時みたいに不毛な穴予想をしなければならなくなるところでした。
 来年の三歳牝馬路線はこのブエナビスタと言うことで。
# この馬、ひょっとするとスティルインラブが果たせなかった牝馬四冠完全制覇を達成するかもしれない。。。

20081214


 馬券は獲りました。。。とりあえず。。。獲って損crying
 やばい。。。あと二戦。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008 JRA GI RACE XX 「阪神ジュベナイルフィリーズ」

 毎年毎年、一勝馬が多数参加するので GI といっても二歳戦というのは非常に難解ですが、それでもこの後重賞戦線で活躍する馬と、もう二度と GI では見かけなくなる馬とが対峙するわけですから、馬の目を見る眼力が試されるレースでもあるわけです。

 ということで、自分の目を信じてブエナビスタが本命です。
 この馬も一勝馬ですが、母ビワハイジ、父スペシャルウィーク、兄はアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラという超良血。新馬戦は男馬相手に負けましたが、その相手のうち一頭はクラシック候補の呼び声高いリーチザクラウンで、折り返しの未勝利を 1600m 戦で持ったまま楽勝しているわけですからこの馬の能力の高さがわかります。
 出走してきたら本命と決めていましたし、初志貫徹で。

 対抗はアディアホーンで。
 こちらも母ファレノプシス、父ダンスインザダークの超良血ですが、勝ち味に遅いレースが続いて人気を落としていますが、ここまですべて 1400m で血統から言えば短すぎるはずです。
 なぜそういうローテーションを選択したのか?決して折り合いに問題があるようにも見えません。ひょっとすると 1600m で化けるかもしれません。

 単穴はデグラーディア
 三勝無敗の小倉チャンピオンで、たとえ負けていても前哨戦どこか使っていればもっと評価を上げていました。休み明け初戦というのが引っかかりますが、それでも小倉のフェニックス賞、小倉二歳 S と器用さと、馬群を割る勝負根性は抜群で、混戦ならあっさりの場面があっても不思議はありません。

 あと残る本線は、レースセンスのよさそうな黄菊賞勝ちのジェルミナル、評価以上に走る新種牡馬ネオユニバース産駒のミクロコスモスまで。

 押さえは関東から栗東へ早期入厩してここに備えてきているダノンベルベール。大穴はファンタジーステークス組二騎イナズマアマリリスワンカラット、それと抜群に調教がよく見えたレディルージュで迷っています。

◎ ブエナビスタ
○ アディアホーン
▲ デグラーディア
△ ジェルミナル
△ ミクロコスモス
× ダノンベルベール

 うーん、ちょっと硬いか。。。昔はよく当てたんだけどな。。。このレース。今年は…ここで勝って有馬まで年間収支プラスの望みをつなげたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

あと三戦

 今年もあと残るは三戦。ここまで年間回収率 80% 。
 もう一発派手な花火を上げないと、今年も… orz

 しかし、しかし。
 ブエナビスタが強いと思います。今年見た二歳牝馬では少しスケールが違います。
 それ以外は…よく知らん。

 いいのかこれで。。。あと三戦。。。土日まじめに検討しますthink

| | コメント (0) | トラックバック (0)

絶対はない

 昨年覇者、それ以来、国内ダート戦負け知らずのヴァーミリアン、ダート戦連対率 100% 、たった一度の敗戦は王者ヴァーミリアンに喫した一戦のみという三歳馬サクセスブロッケン、新馬戦で驚異のパフォーマンスを発揮し、米クラシック路線トライアルを快勝した怪物カジノドライヴ。そして、二年の時を経て、復活した王者カネヒキリ。
 上位人気を占めた四頭はまさにダート路線の今現在の歴史を作ってきた馬たちであり、これからの歴史を綴っていく者達と思われた。

 しかし、競馬において勝者は一頭、そしてその結果に絶対はない。

 引っかかり気味に先頭に立ったサクセスブロッケン、ぴったりと米国からの刺客ティンカップチャリス、カネヒキリなどが続き、カジノドライヴは中団手前、ヴァーミリアンは中団よりやや後ろに構えた。
 1800m 戦、ヴァーミリアンは3コーナー手前で動く。これにあわせて、馬群が縮む。ヴァーミリアンより前にいた有力馬が一気に先頭との距離を詰める。

 それでも先頭はサクセスブロッケン。外からカジノドライヴが一気に詰め寄る。
 その外からヴァーミリアン。連れてメイショウトウコン。
 ヴァーミリアンがくる。
 サクセスブロッケンが力つきる。カジノドライヴもヴァーミリアンに並びかけられ、ついていけない。
 やはりヴァーミリアンか?王者は絶対か?
 違った。ついて上がってきたメイショウトウコンをヴァーミリアンが振り切れない。気迫の勝利か?メイショウトウコンの鞍上 藤田 騎手の気炎が、王者ヴァーミリアンを振り払う。

 悲願成就!…違った!?
 内からまるで狙い澄ましたような伸び…カネヒキリ!?
 マジックでも何でもない。誰もが何年か前にみたはずだ。絶対王者カネヒキリ。。。その復活は高らかに、日本競馬史上初めてのジャパンカップダート二勝目。
 引退の淵から奇跡の帰還を果たした王者の復活は、あまりにも見事で、あまりにも劇的だった。絶対はない。絶望にも、希望にも…

 カネヒキリ優勝、ヴァーミリアンも馬券対象圏確保。ここまでは予想できました。
 しかし、ハイレベルと言われた今年の三歳ダート路線の最強と思われる二騎があそこまで脆いとは…
 何年かに一度思い知りますが、競馬に「絶対」はない。改めて思い知りました orz

 年内残るは三戦。
 前半戦プラスで折り返したのに、気がついてみるとかなり危機的状況です。
 何とかあと三戦で…二歳戦は得意…だった…昔は…あかん。何とかせねば…coldsweats01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008 JRA GI RACE XIX 「ジャパンカップダート」

 とりあえず外国馬を除けば、普通に考えればヴァーミリアン vs サクセスブロッケンでしょう。
 JBC クラシックでは完敗でしたが、それでも調教 V を見て、どちらを本命にするか悩みましたが、サクセスブロッケンにします。
 休み明けで上積みがあるのは、どちらも一緒で斥量差が 1kg しかなくなりますが、それでも今度は何とかしてくれるのではないかと思います。

 対抗はもちろんヴァーミリアン
 少なくとも JBC クラシックなどを見ていると、古馬ダート路線の馬とは完全に勝負付けが終わっています。

 単穴はカジノドライヴ
 なぜこんなに人気がないのか不思議でなりませんが、前走の惨敗はオールウェザーコースによるものと思ってほぼ間違いないと思います。阪神競馬場での最終追い切りの V を見ましたが、どう見ても一介のダート馬ではありません。下手すると、国内ダート最強を争おうという二頭相手にぶっちぎる可能性すらあると思っています。

 本線は残り、前走はあまりにも直線が短すぎたブルーコンコルドと、えらく前評判の良いカネヒキリを。特にカネヒキリはもし全盛期の 90% の力を発揮できれば、上位二頭と真っ向勝負ができると思っています。

 さてあまりにも上位の二頭が人気を集めそうなので、あまり手を広げすぎると獲って損確実なので、今回は押さえまで。押さえは外国馬からティンカップチャリスを。
 V を見る限り体調は良さそうですし、ダート 9 戦 8 勝 2 着 1 回とまだ底を見せていないところが怖い。

◎ サクセスブロッケン
○ ヴァーミリアン
▲ カジノドライヴ
△ ブルーコンコルド
△ カネヒキリ
× ティンカップチャリス

 正直、◎○▲の三連単ボックスで大勝負しようかと思いましたが思いとどまりました。
 今年残るはあとここ含めて四戦。取りこぼしは許されない、かつ獲って損も避けたい。勝負!

| | コメント (0) | トラックバック (7)

Japan Cup Dirt cames HANSHIN RC

 今年のジャパンカップダートは阪神での開催、距離も 1800m となり、昨年までの傾向とはだいぶ変わりますが、それでも、普段、一週間に一レース分しか検討しないのに、JC ウィークは二レース分考えなくてはいけなかった負担がなくなった分、個人的は助かっています。これでじっくり検討が…

 と言いたいところですが、昨年王者ヴァーミリアン、ハイレベルの三歳ダート路線でもその存在が際立っているサクセスブロッケン。この二頭の一騎打ちの様相です。
 ここまではいいです。

 三着以下は混戦模様…それは違うでしょう?
 なぜこんなにカジノドライヴの評価が低いのでしょう?
 確かにブリーダーズカップからジャパンカップに挑んでくるローテーションで、あまり良績を上げた馬を知りませんが、今年はターフの一週後。距離も短縮。
 先述二頭をまとめて交わしてしまう可能性すらあると思っているのは私だけでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

その先に…

 三世代ダービー馬対決。それだけで日本競馬史上初の豪華なメンバーだと言えるが、加えて二世代菊花賞馬、去年のグランプリホース、海外 GI タイトルホルダーと十分以上のメンバー構成で、スタートを切ったジャパンカップ。
 ネヴァブションが先頭に立って作り出したペースは前半 1000m が 1 分 1 秒 8 の超スローペース。
 ウオッカ、マツリダゴッホが前につけ、その直後にメイショウサムソン、オウケンブルースリと、中団より後ろ外目で折り合いに専念するポジションにつけた一番人気ディープスカイ以外は、前々でごった返す展開。途中アサクサキングスがかかり気味に進出していったが、それ以外の出入りはなく最終コーナーに向かう。
 先頭のネヴァブションの外から持ったまんまでマツリダゴッホ、最内からメイショウサムソン、その外ウォッカ、直後にオウケンブルースリが前があくところを探る。外目からはアサクサキングス、その外にディープスカイ。
 最後の直線。役者はそろった。

 突き抜けを計ったマツリダゴッホに一旦はおいて行かれそうになったウオッカは底力で追いすがる。最内のメイショウサムソンはスローからの瞬発力勝負についていけなくなるがそれでも内から必死に伸びる。
 オウケンブルースリは出口が見つからず、それでも外からよってきたアサクサキングスに並んで抜ける。
 そして大外からディープスカイ。
 人気馬ほぼ横一線の大混戦。

 しかし、その先に一頭いた。
 決死の叩き合いで追い比べているウォッカとマツリダゴッホを引き離し、外から必殺の末脚を駆使して急追したディープスカイに一度差を詰められたが、ゴール前最後に引き離してゴールに飛び込んだ。
 赤袖に黄色と黒の縦縞、8枠ピンクのヘルメット。鞍上 ミルコ・デムーロ 騎手の投げキッスが飛ぶ。このレースの主役はダービー馬でも菊花賞馬でも、ましてグランプリホースでもなかった。
 名をスクリーンヒーロー。あまりにできすぎた波乱のサクセスストーリーだった。

 ダービー馬三頭で決まるとは思っていませんでしたが、それでもジャパンカップとは相性の悪いアルゼンチン共和国杯、しかも斥量増で出走してきた馬にまで目は行かなかった。そんな悪い条件でも、ダービー馬と菊花賞馬、グランプリホースを最後はまとめて突き放すのですから、展開に恵まれたではすまされないでしょう。
 エルコンドルパサーにもスペシャルウィークにも、キングヘイローにも遅れをとりましたが、グラスワンダー産駒中央 GI 初制覇かな?グラスワンダーは大好きな馬だったのできれば穫りたかった。いやいやスクリーンヒーローはまだまだこれからの馬。これから獲らせていただきましょう。

 とか言いつつ、今年も残るはあと四戦。。。回収率はもちろん 100% 以下。。。ピンチだcoldsweats02

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年2月 »