絶対はない
昨年覇者、それ以来、国内ダート戦負け知らずのヴァーミリアン、ダート戦連対率 100% 、たった一度の敗戦は王者ヴァーミリアンに喫した一戦のみという三歳馬サクセスブロッケン、新馬戦で驚異のパフォーマンスを発揮し、米クラシック路線トライアルを快勝した怪物カジノドライヴ。そして、二年の時を経て、復活した王者カネヒキリ。
上位人気を占めた四頭はまさにダート路線の今現在の歴史を作ってきた馬たちであり、これからの歴史を綴っていく者達と思われた。
しかし、競馬において勝者は一頭、そしてその結果に絶対はない。
引っかかり気味に先頭に立ったサクセスブロッケン、ぴったりと米国からの刺客ティンカップチャリス、カネヒキリなどが続き、カジノドライヴは中団手前、ヴァーミリアンは中団よりやや後ろに構えた。
1800m 戦、ヴァーミリアンは3コーナー手前で動く。これにあわせて、馬群が縮む。ヴァーミリアンより前にいた有力馬が一気に先頭との距離を詰める。
それでも先頭はサクセスブロッケン。外からカジノドライヴが一気に詰め寄る。
その外からヴァーミリアン。連れてメイショウトウコン。
ヴァーミリアンがくる。
サクセスブロッケンが力つきる。カジノドライヴもヴァーミリアンに並びかけられ、ついていけない。
やはりヴァーミリアンか?王者は絶対か?
違った。ついて上がってきたメイショウトウコンをヴァーミリアンが振り切れない。気迫の勝利か?メイショウトウコンの鞍上 藤田 騎手の気炎が、王者ヴァーミリアンを振り払う。
悲願成就!…違った!?
内からまるで狙い澄ましたような伸び…カネヒキリ!?
マジックでも何でもない。誰もが何年か前にみたはずだ。絶対王者カネヒキリ。。。その復活は高らかに、日本競馬史上初めてのジャパンカップダート二勝目。
引退の淵から奇跡の帰還を果たした王者の復活は、あまりにも見事で、あまりにも劇的だった。絶対はない。絶望にも、希望にも…
カネヒキリ優勝、ヴァーミリアンも馬券対象圏確保。ここまでは予想できました。
しかし、ハイレベルと言われた今年の三歳ダート路線の最強と思われる二騎があそこまで脆いとは…
何年かに一度思い知りますが、競馬に「絶対」はない。改めて思い知りました orz
年内残るは三戦。
前半戦プラスで折り返したのに、気がついてみるとかなり危機的状況です。
何とかあと三戦で…二歳戦は得意…だった…昔は…あかん。何とかせねば…![]()
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