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第 39 回 高松宮記念 (GI)

 春の GI 開幕戦からいきなり難しい一戦です。
 昨秋のスプリント女王スリープレスナイトは、そのスプリンターズステークスからほぼ半年ぶり。いくらスプリンターズステークスで力の違いを見せつけたと言っても、ここは割り引いて考えなくてはいけません。

 ではその付け入る隙のある女王に対して、勝ちきれる馬はと言うと…昨年のこのレースの覇者ファイングレイン、二着のキンシャサノキセキは前哨戦負けすぎ。馬場と展開、コース形態が堪えたキンシャサノキセキはまだしも、ファイングレインは昨秋の始動戦セントウルステークスとだぶりました。全く見せ場なし。
 また両馬とも刮目に値する調教を見せたわけでもなく。採るならキンシャサノキセキだけでしょうか?

 では実績馬で前哨戦重賞で見せ場のあったビービーガルダンローレルゲレイロはと言うと、こちらは中京では不利と思われる外枠を引き、また双方とも先行馬であるが故に押し切れません。押さえはしますが、本命とまでは…

 そうすると女王と未対戦の組も気になります。
 四歳の二騎、ファリダットとスプリングソングは、勝ちきるところまでは難しいそう。どちらもまだ展開に左右される面が多分にあって、位置どりがうまくいかないと結構あっけなさそうな気がします。おまけにスプリングソングは外枠。採るなら人気しそうですが、ファリダットでしょう。

 となると、レースレベルは疑問でしたが、やっぱり東の前哨戦オーシャンステークス勝ち馬には敬意を払いましょう。アーバニティは 1200m になって二連勝。底を見せてないと言えば、否定はできません。武 豊 騎手、安藤 勝己 騎手が、ドバイワールドカップデーで不在となれば、鞍上 横山 典弘 騎手は強力すぎるアドバンテージです。

 さて結論はと言うと、結局消去法で本命はスリープレスナイトでしょうか?
 昨秋のスプリンターズステークスでの実力差を鑑みると、 枠順も考慮すると 80% の力が出せれば、複勝圏は外さない気がします。

◎ スリープレスナイト
○ ビービーガルダン
▲ ファリダット
△ ローレルゲレイロ
× キンシャサノキセキ
× アーバニティ

 あくまで良馬場想定ですが、たぶん明日の天気は大丈夫でしょう。あとは今週末は運の風向きが悪そうなので日曜日には好転することを祈るばかりです m(_ _)m

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2009 春 GI 戦、電撃の開幕

 さて、いよいよ今年も春の GI 戦が開幕します。今年も春の開幕は桶狭間の電撃戦「高松宮記念」です。

 上位組は去年のスプリンターステークスとそんなに入れ替わりのないメンバー構成になりそうで、そう考えるとスリープレスナイトの優位は揺るぎないように思うんですが、ところが女王はここが今年の始動戦。
 おまけに有力馬は前哨戦でほぼ総崩れで、しかし、そう考えるとスリープレスナイトがぶっつけでも勝負になるかとも思ったり…しかし、前哨戦でぱっとしなかった馬も休み明け初戦の馬に限れば上積みも考えられる…左回りになると化ける馬もいるし、いや良馬場ならローレルゲレイロが…と、小回りで坂のない中京 1200m 戦なので枠順も大きく影響しそうで、予想も電撃とはいきそうにありません。

 それでも何とか、得意の短距離戦なんでフェブラリーステークスから連勝として、クラシックに挑みたいと思っております。

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世代交代なんかじゃない

 ジャパンカップダートで劇的な復活を果たしたカネヒキリ vs 昨年のフェブラリーステークス覇者ヴァーミリアン、新旧最優秀ダートホースの一騎打ち、最強の七歳馬二騎を相手に、レベルの高い明け四歳馬がどこまで食らいつけるか?戦前の予想は始終、これにつきた。
 しかし時は来た。

 エスポワールシチーが外から楽な手応えで先頭を行く、その後ろに最強七歳二頭を追う筆頭と目されたカジノドライヴが追う。その直後にサクセスブロッケン、カネヒキリ、キクノサリーレ、その集団をみる外目の位置にヴァーミリアン。有力馬が前々で進み、前半半マイルが 47 秒台の明らかにハイペース。虎視眈々と追い込み組が脚をためる。

 それでも前は止まらない。
 エスポワールシチーが先頭のまま、最終コーナーを迎え、後続も次々と最後の直線に入ってくる。それを見るようにしてカジノドライヴが楽な手応えのまま、仕掛けどころを伺っている。そのカジノドライヴの後ろ、内にカネヒキリ、外にサクセスブロッケン、ヴァーミリアンはまだ大外中団。
 エスポワールシチーが止まらない。その脚色を見てカジノドライヴがついに仕掛ける。その外からサクセスブロッケン、遅れてカジノドライヴとエスポワールシチーの間をめがけてカネヒキリが突っ込んでくる。
 土壇場、四頭ほぼ横一線。あとゴールまでたっぷり 1F を残して壮絶なたたき合い。
 まず最初に力尽きたのはエスポワールシチー。先頭がカジノドライヴに変わる。内からカネヒキリがじわじわ詰め寄ってくる。外からサクセスブロッケン、鞍上 内田 博幸 騎手の強烈な檄に応えるように一歩一歩確実にカジノドライヴに迫る。
 三頭譲らず、ゴールだけが確実に迫ってくる。カジノドライヴ先頭、カネヒキリが迫る。サクセスブロッケンも迫る。

 そしてゴール。
 七歳の雷帝、王者の高き厚い壁を打ち破ったのは、内田 博幸騎手の豪腕、そしてその高き壁に挑み続けた若き四歳の力を爆発させたサクセスブロッケンだった。

 すさまじいゴール前のたたき合いでした。
 もう一ハロン短ければエスポワールシチーはもっときわどい勝負に持ち込めたでしょうし、逆にもう少し早くエスポワールシチーが力尽きていたなら、カジノドライヴはもう少し待ってからスパートをかけられたかもしれませんし、カネヒキリももっとスムーズに抜けてこられたかもしれません。
 ただ勝ったのはサクセスブロッケンでした。
 二着もカジノドライヴだったことで「世代交代」などと騒ぐ声も上がりましたが、そんなものではないでしょう。まさに紙一重。もう一度やれば必ず着順は入れ替わると断言できます。
 それほど熱いレースでした。いきなり今年のベストレースになるかもしれません。いいレースを見せてもらいました。今年のダート路線はほんとにおもしろくなりそうです。

20090222


 なんと言っても当たったし (^O^)v
 いよいよ中山、阪神開催になり春本番。。。次は一ヶ月後、高松宮記念でお会いしましょう (^^)/~~~

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