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世代交代なんかじゃない

 ジャパンカップダートで劇的な復活を果たしたカネヒキリ vs 昨年のフェブラリーステークス覇者ヴァーミリアン、新旧最優秀ダートホースの一騎打ち、最強の七歳馬二騎を相手に、レベルの高い明け四歳馬がどこまで食らいつけるか?戦前の予想は始終、これにつきた。
 しかし時は来た。

 エスポワールシチーが外から楽な手応えで先頭を行く、その後ろに最強七歳二頭を追う筆頭と目されたカジノドライヴが追う。その直後にサクセスブロッケン、カネヒキリ、キクノサリーレ、その集団をみる外目の位置にヴァーミリアン。有力馬が前々で進み、前半半マイルが 47 秒台の明らかにハイペース。虎視眈々と追い込み組が脚をためる。

 それでも前は止まらない。
 エスポワールシチーが先頭のまま、最終コーナーを迎え、後続も次々と最後の直線に入ってくる。それを見るようにしてカジノドライヴが楽な手応えのまま、仕掛けどころを伺っている。そのカジノドライヴの後ろ、内にカネヒキリ、外にサクセスブロッケン、ヴァーミリアンはまだ大外中団。
 エスポワールシチーが止まらない。その脚色を見てカジノドライヴがついに仕掛ける。その外からサクセスブロッケン、遅れてカジノドライヴとエスポワールシチーの間をめがけてカネヒキリが突っ込んでくる。
 土壇場、四頭ほぼ横一線。あとゴールまでたっぷり 1F を残して壮絶なたたき合い。
 まず最初に力尽きたのはエスポワールシチー。先頭がカジノドライヴに変わる。内からカネヒキリがじわじわ詰め寄ってくる。外からサクセスブロッケン、鞍上 内田 博幸 騎手の強烈な檄に応えるように一歩一歩確実にカジノドライヴに迫る。
 三頭譲らず、ゴールだけが確実に迫ってくる。カジノドライヴ先頭、カネヒキリが迫る。サクセスブロッケンも迫る。

 そしてゴール。
 七歳の雷帝、王者の高き厚い壁を打ち破ったのは、内田 博幸騎手の豪腕、そしてその高き壁に挑み続けた若き四歳の力を爆発させたサクセスブロッケンだった。

 すさまじいゴール前のたたき合いでした。
 もう一ハロン短ければエスポワールシチーはもっときわどい勝負に持ち込めたでしょうし、逆にもう少し早くエスポワールシチーが力尽きていたなら、カジノドライヴはもう少し待ってからスパートをかけられたかもしれませんし、カネヒキリももっとスムーズに抜けてこられたかもしれません。
 ただ勝ったのはサクセスブロッケンでした。
 二着もカジノドライヴだったことで「世代交代」などと騒ぐ声も上がりましたが、そんなものではないでしょう。まさに紙一重。もう一度やれば必ず着順は入れ替わると断言できます。
 それほど熱いレースでした。いきなり今年のベストレースになるかもしれません。いいレースを見せてもらいました。今年のダート路線はほんとにおもしろくなりそうです。

20090222


 なんと言っても当たったし (^O^)v
 いよいよ中山、阪神開催になり春本番。。。次は一ヶ月後、高松宮記念でお会いしましょう (^^)/~~~

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