« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

勝利のイメージ

 昨年の覇者、菊花賞上位馬、有馬記念馬不在という珍しいくらい手薄なメンバー構成の今年の天皇賞(春)ですが、そこにあって京都記念、阪神大賞典と GII を連勝しているアサクサキングスがおそらく一番人気を背負うのではないかと思われます。
 確かに超スローだったとは言え、道悪の阪神大賞典を勝ちきったところに見所はあります。去年だったら道悪と言うだけでひとまず切る対象にしていい馬でしたし。

 ただ勝ちきるイメージがない。
 展開的にも今回もスローペースになりそうで、最終コーナー一塊から直線決め手勝負になると明らかに分が悪い。
 となると目がいくのは、前哨戦もう一つでしたが、明らかに良馬場で変わり身があったり、抜群の決め手を持つ馬に目がいきます。
 例えば…

 と、これは次回。なんせ今回は 8連休中 なんで焦らずゆっくり考えたいと思います。
 STOP THE 連敗!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超進化

 ここまで四戦無敗。弥生賞も圧勝して皐月賞に挑んだロジユニバース。
 三強対決とタイトルの付いた今年の皐月賞にあって、単勝 1 倍台の支持を受けたロジユニバースがどんな勝ちっぷりを見せてくれるのか?すでに興味はそちらへ変わっているかのようであった。

 そのロジユニバースは、馬群を引っ張る先頭を外から見る位置で折り合いに苦労している二番人気リーチザクラウンを前に見ながら、二番手集団の中、徐々に外に持ち出しながら流れに乗って折り合っていた。
 その後ろ、中団より後ろの位置でぴったり折り合って三番人気アンライバルド、そして二歳王者セイウンワンダー、函館チャンプ フィフスペトルは後方二頭目と言う隊列は、前半 1000m 56 秒台のハイラップを刻みながら、それでも後方集団は徐々に先頭との差を詰めていき、最終コーナーではほぼ一団。

 最後の直線を向く前から待ちきれないという勢いで、リーチザクラウンが先頭に外から並びかける。それを見てワンテンポ遅れて、ロジユニバースは上がっていこうとするが、左右から挟まれて脚が思うように伸ばせない。しかもその窮屈な馬群の中、一度は先頭に立ったリーチザクラウンがそうそうと伸び脚を欠いて下がってくる。前と左右の進路をふさがれたロジユニバースは動けない。
 そのラッシュ状態の馬群を外から一気にアンライバルドが交わす。一瞬にして先頭に立つ。そして突き抜けた。まるで一陣の風が吹き抜けたよう。
 内の馬群は絡まった毛糸玉のようになって一向にほどける気配はない。内を狙っていたフィフスペトルは完全に行き場を失った。代わりにハイペースに惑わされず、後方に待機して迷わず外に進路をとったトライアンフマーチとセイウンワンダーが、アンライバルドを追う。

 しかし、圧勝。三強対決との前評判をあざ笑うかのようなアンライバルドの鮮やかな戴冠劇だった。

 正直、伝説と謳われるあの新馬戦を勝ったとき、位置取りの差だと思いました。京都で負け、若駒ステークスを勝っても折り合いに不安があるなと思っていました。しかし、スプリングステークスで折り合いに進展を見せ、マークをされ続ける厳しい競馬の中、あの末脚を繰り出し、そして今回、完璧に折り合い最終コーナーを大外を回って繰り出したあの末脚。
 想像を超える驚異的な進化を見せています>アンライバルド。
 今回は折り合いを欠いたリーチザクラウン、徹底マークの中、展開の不運が重なったロジユニバース、どちらもダービーでは今回の反省のもと、また展開も必ず変わってくるでしょうが、それでもこのまままだ進化を続けるのならば、アンライバルドに後塵を浴びせるには相当骨が折れそうです。

 しかし…あぁトライアンフマーチ。
 最後の最後までイグゼキュティヴと迷って、パドックの気配で切って、最後の直線。勝負服だけでフィフスペトル来た!と思ったら同じ勝負服のトライアンフマーチ orz
 そしてこの大波乱。。。あぁ三連敗 o...rz

 幸い一週空きます。このショックから立ち直り、リフレッシュして天皇賞に挑みたいものです。crying

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第 69 回 皐月賞 (Jpn I)

「三強対決」
 これが今年の皐月賞のサブタイトルで、一番人気はロジユニバースで間違いなさそうです。しかし、ロジユニバースが一着となるか?となるとそれはまた別の話。枠は最内、一番人気を背負った追われる立場、不利な条件もあります。
 ただ、ロジユニバースが複勝圏を外すかというと、三強の中では一番確率が少なそうな気がします。
 本命はロジユニバースです。

 18 番枠から前に馬が置けないと行ってしまいそうなリーチザクラウンより、まだ抑えのきくアンライバルドの方が…と言いたいところですが、「三強」はよその人がつけたタイトルで、個人的には三強で決まらない可能性にかけます。
 対抗はフィフスペトルでいきます。
 そもそも弥生賞はロジユニバースが格好の目標になってレースをひっぱってもらって、それで2馬身1/2差をつけられて完敗した馬で、完全に太かったセインワンダー、イグゼキュティヴをのぞいては、今回の皐月賞ではご用がないと思っています。
 注目したのはスプリングステークスの方で、スローの上がり勝負、それでもアンライバルドは勝ったわけですが、内から外に出してそのアンライバルドと同レベルの末脚を休み明けで繰り出したフィフスペトルは、今回も真ん中から外の枠、鞍上は桜花賞を制して勢いのある安藤 勝己 騎手。世間の言う三強崩しの最右翼でしょう。

 単穴はリーチザクラウン
 この馬のはまったときの強さはおそらくロジユニバースの上を行きます。三歳現時点の完成度ではダンスインザダーク、ハーツクライの上を行くという橋口 調教師の言葉も気になります。
 ただ不安は輸送。今回、初の長距離輸送になりますし、デビュー以来減り続ける馬体重も気になります。不安は体調。そして、折り合い。はまってさえくれれば…

 残りはアンライバルド、そして今回は絞ってくる二歳王者セイウンワンダー
 残る一頭どうしようかと思っているのですが、ここまで印のつけた上位五頭は相当レベルが高いと思っていて、そうであるなら大穴を…で、イグゼキュティヴにしようかと思っています。
 札幌二歳でロジユニバースに食い下がり、曲がりなりにも京都二歳でアンライバルドに勝った馬が、太め残りの転厩初戦 弥生賞で惨敗しただけで前日ウォッズは単勝 100 倍台。極端すぎません?
 当日パドックを見てもっとよく見える馬がいれば変えるかもしれませんが…特に好きだったキョウエイマーチの仔 トライアンフマーチ。

◎ ロジユニバース
○ フィフスペトル
▲ リーチザクラウン
△ アンライバルド
△ セイウンワンダー
× イグゼキュティヴ

 堅く収まるかもしれませんが、桜花賞はそこで欲を出して下手こいたので、今回は獲って損を覚悟で正攻法。牡馬クラシック第一弾、いざ勝負!!

| | コメント (0) | トラックバック (7)

今年の三歳戦はおもしろい

 桜花賞はブエナビスタの問答無用の圧勝劇。
 勝つべくして強い馬が勝つ、そう言う競馬もおもしろいですが、四戦無敗で弥生賞を圧勝してのぞむはロジユニバース、これに対してもうすでに語りぐさになっている新馬戦を勝ったアンライバルド、そして一度はこの二頭に後塵を拝したものの、まだ勝負付けが終わったとは思わせないほどのきさらぎ賞馬 大器リーチザクラウン。今年の皐月賞はこの三強対決の様相を呈しており、やはりこういうハイレベルなせめぎ合いもまた競馬の醍醐味。今年の三歳戦は、久々に牝馬も牡馬も本当におもしろいです。

 さて三強対決とは言ってもそれで決まるとは当然のことながら思っていません。
 完全に太めのこりで弥生賞を惨敗した二歳王者セイウンワンダー、前走アンライバルドに完敗とはいえ、距離に目処は立ったはずのフィフスペトル。
 先週のレースを見ている限り、内外で極端な有利不利はなさそうですし、展開次第では…それでも桜花賞よりは考えがまとまりやすそうではあります。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ブエナビスタの年

 馬体重 454kg 、牝馬としてさほど大型馬ではないが、単勝 1.2 倍の一番人気も手伝って、他馬を圧倒する存在感を誇っていた。
 母はあのエアグルーヴを退けて二歳女王となった天才牝馬ビワハイジ、父は天才武 豊 騎手を初めてダービージョッキーにした名馬スペシャルウィーク。しかし、母もそうであったように、兄たちも GI 、しかもクラシックには手が届かなかった。それでも、母と同じく二歳女王となり、そして 1.2 倍の圧倒的一番人気を背負って、一族の悲願、クラシック戴冠を狙う。
 その牝馬の名はブエナビスタと言った。

「いつも通り」
鞍上も陣営も、皆口をそろえて戦前に語ったように、ブエナビスタはゲートをでて後ろに下げ外目後方にとりついた。
 ヴィーヴァヴォドカなど行きたい馬が多かったこともあって、一瞬にして馬群は伸びていく。それでもあわてることなくブエナビスタは後方待機。阪神外回りの長いゆったりとしたカーブに入ってから、ゆっくりと馬なりでポジションを上げていく。それでも最終コーナーに差し掛かってまだ後方。前をいくレッドディザイア、ジェルミナルの外をつくか間を割るか、それとも内に切れ込むか、そう揺さぶりをかけている内に先頭は最終コーナーを回って直線を向く。やっと大外に決めて追い出した時には最後方。前には 17 頭いる。
 絶望的?一瞬はそう誰でも考える。残り 200m 。

 前は横一線。外からレッドディザイアが、ジェルミナルがすさまじい末脚で伸びてくる。
 そのさらに外、ブエナビスタは鞍上 安藤 勝己 騎手のたった二発の檄で、加速しているはずのジェルミナルに並び、引き離し、さらに前にいたレッドディザイアを捕まえた。そして、1/2馬身抜けた。そこがゴールだった。

 全勝とは言えたった二戦の戦績で、しかもエルフィンステークス以来の丸二ヶ月ぶり、勝っていれば偉業であったに違いないレッドディザイアも確かに強かった。
 しかし、今年はブエナビスタがいた。
 夢と言うにはあまりにも鮮烈で、しかし現実離れした圧勝劇だった。

 ブエナビスタの強さに関してはノーコメント。どう評しても、陳腐に思えるだけです。
 次のオークスでも度肝を抜いてもらいましょう。この馬にとって敵は怪我だけです。それさえなければ、今年はブエナビスタの年です。

20090412


 馬券は外しました。こういうときにこそ冷静に取りに行かなければ…終わってからいつも思うことなんすが…またやっちまった orz
 端数で買った馬単で何とか 780 円だけ拾いましたけど。。。焼け石に水 crying

 次の皐月賞は冷静に…次も堅そうなので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第 69 回 桜花賞 (Jpn I)

 本命はブエナビスタです。
 これに異論を唱えることは無意味です。個人的に馬券を打ち始めてから今までで一番強い牝馬に思えます。鞍上も安藤 勝己 騎手。言うことありません。絶対の本命です。

 対抗はダノンベルベール
 今日(土曜日)、阪神競馬場に行ってきて 芝のレースは外差しばかりが決まっていて、最内に入ったこと馬は多少不利かと思いますが、「自分の競馬に徹する」と言った後藤 騎手のコメントが気に入りました。
 ブエナビスタは倒しに行けば、間違いなく己が足をすくわれます。倒しに行ってはいけません。自分の競馬に徹する。こういう1強ダントツの時はそれが大事。
 また阪神 JF の時に栗東滞在を経験させて今回も同じく3月中旬から滞在しての挑戦。経験も生きていますし、阪神 JF の時より状態も良さそう。

 単穴で狙うのは、ルージュバンブー
 1勝馬、初重賞の身で、不利があってチューリップ賞3着で優先出走権で今回出走。ただこのままではオークスに出走はおそらくできませんし、血統的にもオークスで色気をもてるので、オークスの優先出走権確保がまず最優先でくると思われます。
 穴人気しそうですが、同じ条件になるレディルージュやアンプレッショニストよりはよく見えますので、こっちを選択。

 あとは押さえでレッドデザイア。強いのか弱いのかよくわからないのですが、自分でレースを作れないタイプっぽいので、こういう馬は自分のレースに徹するしかないわけで、今の阪神は外差しもよく決まるみたいなので選択。
 ただ間隔が開きすぎているのがちょっと…

 あとはアイアムカミノマゴ、イナズマアマリリス、ヴィーヴァヴォドカ、サクラミモザ、ジェルミナル、デグラーディア、ワンカラットまでが気になっていますが、まだ決め切れてません。何せさっき、阪神競馬場お花見ツアーから難波の居酒屋経由で帰ってきたばかりですから…happy01

 面倒になったらブエナビスタ - ダノンベルベールから総流しするかもしれん…まぁ、じっくり考えます。
 今日は阪神牝馬 S で生まれて初めて現場で万券獲ったし…運はきっと向いている happy01
 このエントリを読んでくださった皆さんにも幸運が訪れますように… Good Luck!! good

| | コメント (0) | トラックバック (8)

ブエナビスタでしょ?…とは言わずに

 さぁ今年も来ました。クラシック開幕戦「桜花賞」…ブエナビスタでしょ?
 と言うことも聞こえてきそうですが、「競馬に絶対はない」という話では裾が広がらないので、2着わかります?2着はまだしも3着は…

 1強と言われてますが、その1強が不在と考えるなら相当混戦です、この世代。
 重賞ごとにころころ勝ち馬が変わり、一番人気を背負って勝ちきれるのはブエナビスタくらいというメンバー構成。ブエナビスタを捕まえに行こうものなら、間違いなく足をすくわれるくらいの実力差しかないように思えます。

 ブエナビスタが無事 1600m を走り終えれば、去年のような大波乱とはならないでしょうが、それでも枠順、鞍上はもちろん、天候、展開や、ほんの些細なことで2着以下は入れ替わりそうな…まずはクラシック初戦、慎重に予想を組み立てる必要がありそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ついに手が届いた

 昨秋、好位につけ抜けだすという危なげないレースで、圧倒的な力量さを見せつけ戴冠した女王は、そのレース以来の約半年ぶりのぶっつけ。
 それでも一番人気を得た女王は、外から先手を主張したジョイフルウィナーとローレルゲレイロを前に見る位置でがっちりと折り合った。その後ろに阪急杯覇者ビービーガルダンを始めとして、キンシャサノキセキ、ファイングレイン、後方にスタートで後手を踏んだ未完の大器ファリダットまで、33 秒台で飛ばした前半こそ馬群は長くなったが、先頭がローレルゲレイロに決まるとペースは落ち着き、後方集団が詰めにかかる最終コーナー手前では馬群はほぼ一団となった。

 後半ペースが落ち着いたために最終コーナーを回って直線を向いたローレルゲレイロにはまだ十分な余力がある。また馬群がひと塊となったために、直線を向いて馬群は一気に横に広がろうとしたが、小回りで直線の短いコース形態を考えると窮屈にしか広がれない。
 後ろの混雑具合を後目にローレルゲレイロが抜け出し始める。それを見て、満を持して、女王スリープレスナイトが一気に並びにかかる。
 これが半年の休み明けの馬の反応か?スプリンターズステークスの再現か?
 女王はローレルゲレイロを一瞬にしてとらえ、そして交わした…しかし、それも一瞬だった。
 ローレルゲレイロが食い下がる。離されない。それどころか盛り返す。そして、ここからが二枚腰。スリープレスナイトを力尽くで交わした。

 父は大外一気、驚異の鬼脚で差しきった。その子は最内、驚異の粘り腰で逃げ切った。
 父と同じ五歳、13 番のゼッケン、舞台も同じ中京 芝 1200m、そして高松宮記念。大器と呼ばれながら無冠だったローレルゲレイロが、ついに GI に手が届いた瞬間だった。

 いや、いいレースでした。
 スリープレスナイトが全く実力が出せなかったわけではなく、それでも 16 頭の馬は相手にしなかった女王相手に、鞍上 藤田 騎手とともに力でねじ伏せたローレルゲレイロの戴冠。見応えは十分でした。
 今年はいいレースが続くなぁ…

 馬券は外しましたけど… orz
 失礼承知で言わせていただきますが、中京 1200m であんな団子の展開になると半端な能力では抜けてこれません。三着以下を当てるのはちょっと無理 (T-T)
 本命はちゃんと二着にきたし、気にしないことにして、桜花賞から始まる今年は俄然おもしろそうな三歳戦をしっかり当てにいきたいと思います。

 調子は決して悪くないぞ~(<自己暗示 coldsweats01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »