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スプリンターなわけがない

 直線半ばから先頭に立ち、止まらない。誰もが止まると思っていた。だからこそスタンドはどよめき、それから悲鳴にも似た歓声を上げた。後ろから脚を伸ばしてくる馬もいない。独走。
 1 分 32 秒 4
 あの変則二冠馬キングカメハメハのレースレコードを更新した。その馬の名は…

 ミッキーパンプキンが大きく出遅れ、さほどスタートはよくなかったが、それでもゲットフルマークスが押して先頭に立ち、後続との差を広げていく、ついて行ったのはジョーカプチーノだけ。うしろは絶好のスタートを切ったフィフスペトルが、出たなりで好位につけ、そのうしろに一番人気ブレイクランアウトが外目、そしてアイアンルック、サンカルロで、前半 600m 34.3 秒、 1000m の通過タイムが 58 秒を切るハイラップを刻んでいく。

 前は絶対に止まる。
 その確信があるのか、人気馬は動かない。最終コーナー近くなっても先頭との差はやや縮まった程度で、全馬、最後の直線を向いて先頭のゲットフルマークスはすでに坂の手前までやってきていた。フィフスペトルが馬場の真ん中、ブレイクランアウトは外から追い出しにかかって、まだゲットフルマークス先頭。
 坂の途中、やっと先頭が変わる。二番手で進んできたジョーカプチーノ。
 やはり前は止まるのか?

 しかし、まだフィフスペトルもこない。ブレイクランアウトも伸びない。
 サンカルロも、アイアンルックもこない。前につけていたレッドスパーダが先頭を追う。グランプリエンゼルも追おうとするが今の位置で踏みとどまっているのが精一杯。
 ジョーカプチーノ先頭。鞍上 藤岡 康太 騎手が、後ろを振り返ることなく必死になって追う。
 歓声は一瞬どよめきに変わり、そしてさらに大きな歓声になってゴールを駆け抜けたジョーカプチーノに向けられた。

 あ…あぁ… orz
 ジョーカプチーノ…確かにファルコンステークスを勝ったとき、父マンハッタンカフェ、母父フサイチコンコルドで、スプリンターなわけないよなと思っていたのですが、ここかよ。。。
 しかも、人気馬総崩れ。
 フィフスペトルは絶好の位置取りだったのですが、前が 34.7 秒であがられては手の打ち用なし。レッドスパーダはまだしも、グランプリエンゼルはと思ったらあのハイペース前々につけて 34.1 秒であがっているとは…これでは後ろの馬は届かない。

 う~ん。馬を見る目のなさというか、競馬の奥深さというか。いい勉強になりました。
 すぱっと忘れさせてください m(_ _)m

 東京五連戦、残り四戦…

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