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レースより長い審議の先には…

 平坦小回り最後の尾張電撃決戦を、見守るようにうららかに晴れた中京競馬場に集まった短距離戦のスペシャリストたち。
 前年、春秋統一スプリント王者ローレルゲレイロ不在で、一番人気にたったのは、一昨年二着の実績、そしてスプリント重賞三連勝中の南半球産馬キンシャサノキセキ。
 昨年スプリンターズステークスで一番人気を背負い、絶好調 横山 典弘 騎手を配してこれが引退レースとなるアルティマトゥーレがこれを追う。
 しかし、ウォッズがそれを物語るように、上位人気馬とそれ以外の差はわずかで、何か一つのきっかけでウォッズ通りの順位では決まらないと誰しもが感じていることは明らかだった。
 そしてそのきっかけはスタート直後に起こった。

 内で大きくアルティマトゥーレが躓いた。外ではプレミアボックスが立ち後れた。
 セブンシークインとヘッドライナーがおっつけて前を引っ張ったために、あっという間に馬群が延びる。
 一番人気キンシャサノキセキは中位の先頭、外枠に入ったビービーガルダンが外々を回って三番手で、3コーナーにつっこんでいく。
 最終コーナーを回ってキンシャサノキセキが先頭をとらえる。そのキンシャサノキセキをめがけて、コーナリングで遅れたビービーガルダンが外から、逆に内からはスタートで遅れをとったアルティマトゥーレが経済コースをするすると抜けてくる。
 さらに後ろから阪急杯馬エイシンフォワード、そしてサンカルロ。

 ゴール前横一線!
 そこからそれでも踏ん張ったキンシャサノキセキに、ビービーガルダンが食らいついたそこがゴールだった。
 レースタイムより長い審議が続いた。その結果…
 南半球産馬が史上初めて GI の冠を戴いた。大器といわれ続けたキンシャサノキセキ、七歳とはいえ南半球産。スプリントの新たな王者が、ドバイで世界四位の座に食らいついた統一王者を秋に迎え打つ。

 キンシャサノキセキ…それよりビービーガルダン。
 どこだかでこの馬左回りに実績がなく左回りがきっとだめという話を聞いて、その上、阪急杯のあの成績、おまけに陣営も「右回りでも右にもたれる」なんていうから…切っちゃったよ orz
 そしてその代わりに組み込んだエイシンタイガーは最下位 o...rz


 いやしかし、二着以外は五着まですべて本線に入れた馬。読みは悪くない!
 次こそ春の初勝利を桜花賞で。。。

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2010 第二戦 高松宮記念 (GI)

 昨年の春秋連覇のスプリントチャンピオン ローレルゲレイロはドバイゴールデンシャヒーンに出走するために不出走で、それでなくとも今年の高松宮記念には抜けた存在はいないように思います。

 高齢馬に良績がないと言っても、それくらいしかケチのつけようがないのであれば、重賞三連勝中で左回りにも問題なく、一昨年二着の実績もあるキンシャサノキセキを中心視するのでしょう。
 キンシャサノキセキの前々で競馬をして押し切れるか、これ以上の切れ味をもっているか?キンシャサノキセキを本命にしないのであればそういう馬を探す必要があります。
 そう考えると、まずはキンシャサノキセキより前で競馬ができるアルティマトゥーレ。しかし、キンシャサノキセキより内に入ったこと、もまれ弱い気がするのが気になるところ。
 キンシャサノキセキより外の差し馬を探すと、短距離戦になったここ二戦、成績が安定している阪急杯三着のサンカルロが気になるところ。先週の中京のレースをみていると、内の先行馬も粘りますが、それを馬場の真ん中を差し込んでくる馬が目立ったような気がします。ただ、サンカルロの場合、短距離線の忙しさにいまいち対応仕切れていないような気が…

 一思案…
 結論、本命 アルティマトゥーレ、対抗 キンシャサノキセキ、単穴サンカルロで。順位は屋根(ジョッキー)の実力順。得てして、混戦も終わってみれば結局ジョッキーか…と言うことがよくあると思うので。
 本線で残るは、阪急杯勝ちエイシンフォワード、前走オーシャンステークスでは馬場の緩さに対応できずいいところなしでしたが、おそらく良馬場になる小回りの中京で前々で競馬ができ、また短距離戦では安定しているショウナンカザンまで。

 押さえは阪急杯ではいいところなしでしたが、荒れた時計のかかる馬場になりそうなことと、二走目の上積み、昨秋スプリンターズステークス二着の実績からはずせないビービーガルダン、昨年はさっぱりでしたが、久々の 1200m 戦だったオーシャンステークスで見せ場のあった今回唯一の GI ホース ファイングレインを大穴でねらってみようかなと。

 ちょっと考えるのはエイシンタイガー。
 シルクロードステークスでは前々の勝負になったために全く見せ場がなかったですが、スムーズに競馬のできた淀短距離ステークスでは圧勝劇を演じて見せましたし、気になります。
 あとプレミアムボックスも気になります。これら気になる入れ替え候補はパドックをみて。

◎ アルティマトゥーレ
○ キンシャサノキセキ
▲ サンカルロ
△ エイシンフォワード
△ ショウナンカザン
× ビービーガルダン
× ファイングレイン

 よし!さぁ来い高松宮記念!!

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平坦中京の電撃最終決戦

 中京競馬場は今週の開催をもって終了し、これ以降改修工事に入り、工事後には直線に坂ができるそうで、小回り「平坦」な中京競馬場で行われる高松宮記念は今年が最後になるそうです。
 平坦であるが故、同じ 1200m とはいえ馬場さえよければ、秋のスプリンターズステークスよりスピードの絶対値が要求されるレースで、改修後のレースがどうなるかはわかりませんが、少なくとも今のイメージの高松宮記念は今年が最後として、確実に当てていい思い出にしたいものです (^^;

 さて、昨年の最優秀短距離馬、スプリント春秋連覇のローレルゲレイロは遠きドバイの地でゴールデンシャヒーンに参戦します。このため、王者は不在。しかし、たとえローレルゲレイロが日本にいたとしても、個人的にはこの混戦模様を断ち切れたかどうか疑問です。
 スワンステークス、阪神カップ、オーシャンステークスと重賞三連勝中のキンシャサノキセキが頭一つ抜けているという評価で、確かに右より左回りの方がよいイメージもあるのですが、なんといってもすでに七歳。高齢馬は勝てない傾向にあるこのレース。
 またシルクロードステークスを圧勝したアルティマトゥーレにしても、シルクロードステークスから直行組に良績がないこと、またこの馬自身、ハイペースに巻き込まれたり自分のペースでレースができないと意外にもろいと言うこともあり、絶対視は禁物かと。

 と言うことで、実力伯仲と思われますので、枠順の有利不利は大きく展開を左右しそうで、先週からのレースの傾向を考えると差しがよく決まっており、小回りだからと言って内絶対有利と言うこともなさそうです。
 まずは枠順、そして調教をよく見て、春の GI 連戦、まずは一勝!good

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