2010 第十戦 安田記念 (GI)
まずは日本馬を中心に考えると、先行するであろうリーチザクラウンに対して、中段よりうしろに構えてトライアンフマーチという展開になると思います。
唯一の GI ホース キャプテントゥーレもリーチザクラウンとの兼ね合いもあるでしょうが、中段より前につけて進むか、展開次第ではリーチザクラウンより前で競馬するのではないでしょうか。
東京競馬場の当日の馬場状態にもよりますが、例年より後ろからの追い込みが届きにくい傾向になります。
しかし、香港馬でも一番イキの良さそうなビューティーフラッシュなどは前々で競馬することをイメージしているようですし、ハイペースから前崩れの展開は念頭に置いておく必要があります。
ということで、本命はトライアンフマーチで行きます
◎ トライアンフマーチ
○ フェローシップ
▲ リーチザクラウン
△ ビューティーフラッシュ
△ スーパーホーネット
× キャプテントゥーレ
× サンカルロ
次点 グロリアスノア、スマイルジャック、ファリダット
地の利で日本馬を上位に見ると、スローからなだれ込む展開になった前々走のダービー卿チャレンジトロフィーをのぞくとマイル戦では非常に安定しており、特に東京マイルに限れば、二戦一勝二着一回とパーフェクト。距離適正的にも上位で、勝ちきるところまではどうかと思いますが、馬券圏内には入ってくるのではと思います。
対抗は日本馬でマイルのスペシャリストが本調子ではない、もしくは不在であるならば、香港馬を上位と見ます。その香港馬で最上位と見たのはフェローシップです。
八歳という高齢馬ですが、安田記念は高齢馬が活躍するレースで、チャンピオンズマイルをエイブルワンの二着で、主戦をつれて勝つ気で来ています。調子的にも今がピークだと思いますし、なにより日本馬でこの馬を上回るレーティングの馬はいないわけですから、勝たれても仕方がありません。
単穴はやはりリーチザクラウン。血統的な距離適正はもうちょっと長めなのでしょうが、気性的にはマイルがあっているのでしょう。力が出し切れれば能力的には最上位だと思いますが、さて内で揉まれて切れなければいいのですが…
残る本線は香港馬からビューティーフラッシュと、エンジンさえかかれば、今回のメンバーでは唯一のマイルスペシャリストだと思っているスーパーホーネット。
なんと言っても一昨年前のマイルチャンピオンシップ二着馬。状態がまともなら一番人気を担いでもおかしくはありません。ただ長期休養明け後、ふがいないレースが続いています。しかし、案外、人気しないときの方が走る馬なので、いきなり目覚めるとひょっとして楽勝までありうるかも…
押さえでは今回の参戦馬では唯一の GI 馬キャプテントゥーレ。勝つときはいいレースを見せるのですが、負けるときは案外もろいイメージがあって、唯一東京で戦った昨年の天皇賞はあまりにももろかった。
ただマイルという距離はあっていると思っていて、抜けた存在がいない今回は、この馬の「格」が効いてくるかも。。。
最後の大穴は迷ってはいるのですがサンカルロをねらってみたいと思っています。外枠なのは減点ですが、この馬の守備範囲はマイル以下かと思いますし、前走京王杯 SC で負けて人気を落としていますが、この馬自身は 33 秒台であがっていて、スローからの上がり勝負で届かなかっただけという気がします。
その前走さえ目をつぶれば、成績も安定してしますし。
まだ調教を見ていないので、芝さえあえば五分の勝負をしそうなグロリアスノア、展開さえはまれば上がりの脚もあるスマイルジャック、去年痛い目にあったマイルは絶対に長いと思っているファリダットを次点として考えています。
これらは調教 V と当日のパドックを見て入れ替えを考えます。
宝塚記念は堅く収まりそうな予感もあるので、今年前半収支を改善、いや逆転させるならここ。勝負です。
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