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2010  第十一戦 宝塚記念 (GI)

 土曜日に雨が降って、日曜日に雨の心配はないようですが、パンパンの良馬場はどうも望めそうにありません。
 かといって、先週のレースをみていると、楽に先行した馬がそのまま残ってしまうケースが多く、踏ん張りの利かない馬場だとあまり後方からいく馬は危険かもしれません。

 その前提込みで、本命はブエナビスタでいいでしょう。絶対本命視は危険かと思いますが、少なくとも唯一死角は馬場の悪化かと思いましたが、完全な重馬場までは悪化しそうになく、鞍上が横山 典弘 騎手になってからある程度前で競馬が運べるようになったので、死角らしい死角はなくなりました。
 調教をみる限り、少なくともヴィクトリアマイルよりは良さそうですし、無理のないポジションで安全にレースを運ぶでしょう。距離的にも忙しいマイルより、後の天皇賞馬ジャガーメイルを京都記念で押さえ込んでいるように 2200m は問題のない距離ですし、なにせ阪神は三戦三勝の舞台。ここは無理に逆らわない方がいいような気がします。

 対抗は、天皇賞馬ジャガーメイル
 前走、天皇賞の内容は圧巻で、完全に前年覇者マイネルキッツが勝つ展開で、最後差しきった訳で、また宝塚記念は天皇賞馬が強いレースで、前走の内容も一皮むけた印象。
 鞍上ウィリアムズ騎手も自信を持っているようですし、ブエナビスタ同様ここは逆らわない方がいいような気がします。

 単穴はうまく内に入り、しかも前走天皇賞でも見せ場たっぷりだったナムラクレセント。もう三歳時の菊花賞で痛い目にあってからずっと追いかけています。
 内に入りましたし、雨も不得手ではないですし、テンションが上がりきることもないでしょう。一発にそろそろ期待です。

 残る本線は金鯱賞勝ちのアーネストリーと、エプソムカップ勝ちのセイウンワンダー

 で、押さえですが、昨年のダービー馬ロジユニバースと、昨年の覇者ドリームジャーニーで悩んでいます。
 どちらもネックはローテーション。いくら力があっても GI 戦。順調さを欠くことは減点にしかなりません。また良馬場にならないのであれば、決した馬格に恵まれていないドリームジャーニーが 58kg を背負っての競馬をしなくてはいけないのはちょっと苦しいのではないかと。
 逆にロジユニバースは久々を苦にしませんし、馬場状態は不問。ただ、日経賞のレース内容にはかなり不満があって、しかし、人気しないときの方が走る馬ですし難しいところ。

 大穴はアクシオン
 昨年末から年初まで三連勝、重賞に連勝を飾った馬ですが、金鯱賞では見せ場なし。なんだと思ったら落鉄していたようですし、どうでしょう?叩き一走で変わる可能性大かなと思っています。ただ外枠なのがなぁ。。。

◎ ブエナビスタ
○ ジャガーメイル
▲ ナムラクレセント
△ セイウンワンダー
△ アーネストリー

までとして、明日もう一回調教 V を見て練ります。
前半戦ラスト!勝ってしめる!!

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波乱のにおいがする

 昨年の有馬記念の一着、二着馬がそろって出走してくる今年の宝塚記念、ブエナビスタはいいでしょう。
 帰国後、ローテーション的にはきついはずのヴィクトリアマイルを小差ですが、誰しも圧勝と思える内容でした。前週の追いきり映像もみましたが、明らかに前走より動きが柔らかくなっていますし、距離的にもマイルよりは今回の 阪神 2200m と言う舞台の方が競馬もしやすいでしょう。

 ただ連覇をねらうドリームジャーニーはどうでしょう?春の天皇賞を前に一頓挫、この宝塚記念へ大阪杯から二ヶ月以上の間隔があいています。
 たたき良化型のイメージもあり、またこの季節、ちょっと雨でも降ればかなりしんどいのではないでしょうか?また逆に先週のレースをみていると、前が止まらない展開が多く、たとえ晴れたとしても自分でレースが作れないこの馬には…

 対して、天皇賞(春)を制したジャガーメールや、目黒記念を制したコパノジングーやエプソムカップから中一週になるセイウンワンダーに対する評価は低すぎるように思います。

 まぁひとまず前評判だけの話ですが、この論調がレース前まで続くようなら、結構危険なにおいがします>宝塚記念
 もちろんここで前半戦収支逆転をねらっている不埒もののいうことですけどね (^^;

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超高速の大乱戦

 GI ホースは一昨年前の皐月賞馬キャプテントゥーレただ一頭で、そのキャプテントゥーレを押さえて一番人気にたったのは前走 ダービー卿チャレンジトロフィーで久々の勝利を飾った大器リーチザクラウン。
 ウォッズもその一番人気ですら 4 倍台、単勝で 100 倍を超える馬もおらず、今年の安田記念の混戦を物語っていた。

 大外枠から飛び出したエーシンフォワードを、マイネルファルケ、キャプテントゥーレが追いかけ、その後ろをリーチザクラウンがつする形で作り出されたペースは、前半 3F のうち 10 秒台が二度ある 33.6 秒の超ハイペース。
 しかも、内有利の馬場状態で、外にでていく馬もなく出入りも少ないまま、最終コーナーになだれ込んでいく。

 先頭はエーシンフォワードのまま、馬場状態とコースロスを天秤に掛けて、全馬思い思いの進路をとって馬群が横に広がって直線勝負。
 早めに前につけたトライアンフマーチとキャプテントゥーレが先頭のエーシンフォワードに襲いかかる。しかし、これだけのペースでとばして、両馬ともすぐにはエーシンフォワードを捕まえきれない。
 内でじっとしていたはずの一番人気のリーチザクラウンも伸びてこない。それどころか沈んでいく。その代わりに内からするするとスマイルジャック。
 外から、ちょうど馬場の真ん中ショウワモダン、さらに外からスーパーホーネット。そのうしろから香港馬サイトウィナー、つれてファリダットも着実に脚を伸ばしてくる。

 もはや前評判やウォッズなど何の役にも立たない。本当に実力だけの超高速の大乱戦。
 ショウワモダンが一緒になってあがってきたスーパーホーネットを振り落とさんと前にでる。内のスマイルジャックも届きそうもない。最後は古豪スーパーホーネットと上り馬ショウワモダンの一騎打ち。
 制したのはショウワモダン。最後は半馬身、気力で引き離しての勝利だった。

 強い。
 マイラーズカップでの勝利は展開の利があったとみましたが、メイ S での差し切り勝ちは実力だった。。。見てなかったっす。そのレース orz
 少なくとも今回の安田記念、展開の利で勝てる展開のレースではありませんでした。
 ショウワモダンは強い。これは秋までよく覚えておいた方が良さそうです。

 スーパーホーネットはやはり来ましたし、調教を見て抜群と見えたスマイルジャック、そしてショウワモダン。。。スマイルジャックまでは馬券に組み込みましたが、8枠に入っていたショウワモダンまで手が回りませんでした o...rz

 連勝ならず。。。しかもこの馬券とれたなぁ。。。くぅあかん。まだ一戦ある。戦意を喪失するわけにはまだいきません。

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2010 第十戦 安田記念 (GI)

 まずは日本馬を中心に考えると、先行するであろうリーチザクラウンに対して、中段よりうしろに構えてトライアンフマーチという展開になると思います。
 唯一の GI ホース キャプテントゥーレもリーチザクラウンとの兼ね合いもあるでしょうが、中段より前につけて進むか、展開次第ではリーチザクラウンより前で競馬するのではないでしょうか。

 東京競馬場の当日の馬場状態にもよりますが、例年より後ろからの追い込みが届きにくい傾向になります。
 しかし、香港馬でも一番イキの良さそうなビューティーフラッシュなどは前々で競馬することをイメージしているようですし、ハイペースから前崩れの展開は念頭に置いておく必要があります。

 ということで、本命はトライアンフマーチで行きます

◎ トライアンフマーチ
○ フェローシップ
▲ リーチザクラウン
△ ビューティーフラッシュ
△ スーパーホーネット
× キャプテントゥーレ
× サンカルロ
次点 グロリアスノア、スマイルジャック、ファリダット

 地の利で日本馬を上位に見ると、スローからなだれ込む展開になった前々走のダービー卿チャレンジトロフィーをのぞくとマイル戦では非常に安定しており、特に東京マイルに限れば、二戦一勝二着一回とパーフェクト。距離適正的にも上位で、勝ちきるところまではどうかと思いますが、馬券圏内には入ってくるのではと思います。

 対抗は日本馬でマイルのスペシャリストが本調子ではない、もしくは不在であるならば、香港馬を上位と見ます。その香港馬で最上位と見たのはフェローシップです。
 八歳という高齢馬ですが、安田記念は高齢馬が活躍するレースで、チャンピオンズマイルをエイブルワンの二着で、主戦をつれて勝つ気で来ています。調子的にも今がピークだと思いますし、なにより日本馬でこの馬を上回るレーティングの馬はいないわけですから、勝たれても仕方がありません。

 単穴はやはりリーチザクラウン。血統的な距離適正はもうちょっと長めなのでしょうが、気性的にはマイルがあっているのでしょう。力が出し切れれば能力的には最上位だと思いますが、さて内で揉まれて切れなければいいのですが…

 残る本線は香港馬からビューティーフラッシュと、エンジンさえかかれば、今回のメンバーでは唯一のマイルスペシャリストだと思っているスーパーホーネット
 なんと言っても一昨年前のマイルチャンピオンシップ二着馬。状態がまともなら一番人気を担いでもおかしくはありません。ただ長期休養明け後、ふがいないレースが続いています。しかし、案外、人気しないときの方が走る馬なので、いきなり目覚めるとひょっとして楽勝までありうるかも…

 押さえでは今回の参戦馬では唯一の GI 馬キャプテントゥーレ。勝つときはいいレースを見せるのですが、負けるときは案外もろいイメージがあって、唯一東京で戦った昨年の天皇賞はあまりにももろかった。
 ただマイルという距離はあっていると思っていて、抜けた存在がいない今回は、この馬の「格」が効いてくるかも。。。

 最後の大穴は迷ってはいるのですがサンカルロをねらってみたいと思っています。外枠なのは減点ですが、この馬の守備範囲はマイル以下かと思いますし、前走京王杯 SC で負けて人気を落としていますが、この馬自身は 33 秒台であがっていて、スローからの上がり勝負で届かなかっただけという気がします。
 その前走さえ目をつぶれば、成績も安定してしますし。

 まだ調教を見ていないので、芝さえあえば五分の勝負をしそうなグロリアスノア、展開さえはまれば上がりの脚もあるスマイルジャック、去年痛い目にあったマイルは絶対に長いと思っているファリダットを次点として考えています。
 これらは調教 V と当日のパドックを見て入れ替えを考えます。

 宝塚記念は堅く収まりそうな予感もあるので、今年前半収支を改善、いや逆転させるならここ。勝負です。

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安田記念はやっぱり今年も難しい

 さて、安田記念です。
 個人的には短距離 GI の方が勝率は明らかにいいのですが、芝のスプリント、マイルの GI 四つのうち、もっとも勝率が悪いと思っているのがこの安田記念です。
 実際、秋のマイルチャンピオンシップと違って、外国馬、特に最近は香港馬が参戦することが多く、また日本馬でも海外帰りやら、休み明けで前走大敗した馬やらが出走する上、この時期雨が降りやすくなることも、さらに問題を難しくします。

 今年は雨の心配はなさそうですが、香港チャンピオンズマイル二着~四着という評価がびみょーな香港馬が参戦します。
 対する日本馬はといえば、おそらく人気を集めるのが前走マイラーズカップで久々の勝利を飾った素質馬リーチザクラウン。確かに能力は認めますし、前走の走破タイムもなかなかのものですが、マイラーとして本当に強いのか?と聞かれるとあの一回ではまだまだ信頼の置けるものではありません。
 逆にマイル実績と言えば、同じ四歳馬のトライアンフマーチも人気を集めそうですが、自分の競馬ができないとさらけ出すもろさはやはり全幅の信頼を置けるものではありません。

 やっぱり今年も難しいと思います。>安田記念
 日本の四歳馬中心か、香港馬か?焦点はここかな?

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その馬の名は…

 雨は降らなかった。
 変則二冠を目指した三歳マイル王ダノンシャンティは直前でリタイヤしたが、西の皐月賞馬ヴィクトワールピサ、東の青葉賞馬、無敗のペルーサをはじめ、皐月賞二着ヒルノダムール、三着エイシンフラッシュ、四着で二歳王者ローズキングダムなど、あげれば切りがないほどのメンバーが会した。
 これが牝馬戦なら「百花繚乱」と例えるのだろうが、ここは牡馬クラシックの最高峰「東京優駿」、優しい花など似合わない。
 火花散る…それこそが牡馬最高決戦にこそふさわしい。

 スタートからその火花は散った。
 皐月賞馬ヴィクトワールピサと人気を二分していたペルーサが明らかに立ち遅れた。先頭はアリゼオが切り、それに外からシャインが絡んで前を引っ張っていくが、とばしていくわけではない。ゆっくりと馬任せで先行する。ペルーサは大きく引き離されることはなかったが、それでも後方三番手から進まざる得なくなった。
 今回は前につけたトゥザグローリーを見る位置に皐月賞馬ヴィクトワールピサ、ゲシュタルト、ルーラーシップにエイシンフラッシュ、ローズキングダム、ヒルノダムール、リルダヴァルと、先行集団からペルーサの前までに幾頭も人気馬、伏兵馬がごった返していた。

 おまけにさらにペースは落ちる。
 前半 1000m の通過タイムが 61.6 秒のスローペースに陥ったところで、ペルーサは動かざる得なくなった。馬群が縮まる中、前に進出するには外を回るしかない。
 ペルーサが前に進出し始めるのと同時に馬群はさらに詰まって、大欅の向こうを通過する頃にはほぼ一団。そのまま最終コーナーに流れ込んだ。

 外々を回るペルーサ。しかし、団子状態で最終コーナーに飛び込んだために、直線を向いて馬群は一気に外に広がった。それでも外を回るしかないペルーサは絶体絶命。
 内では前にいたトゥザグローリー、ゲシュタルトの間にヴィクトワールピサが飛び込む。
 その三頭の外を回ったルーラーシップのさらに外を一直線にローズキングダムがかけあがる。
 スローペースから横一線のまさに瞬発力勝負。
 しかし、ヴィクトワールピサにも皐月賞のときのような華麗さはなかった。超高速の末脚比べとなった直線、例え皐月賞馬であっても、トゥザグローリーとゲシュタルトの間に割って入って抜け出せない。交わせない。
 外からそれでもローズキングダムがわずかに前にでる。追ってくるルーラーシップも追いつけない。ペルーサは沈んだ。
 その中から、一瞬先頭に立ったローズキングダムに並んでそして交わした。
 その馬の名はエイシンフラッシュ。上がり 3F 32.6 秒の豪脚で一気にゴールまで駆け抜けた。
 最強ダービー、ここに勝負あり。

「歯を食いしばってがんばれば、夢は叶うんだ」
 レース後にダービージョッキーとなった内田 騎手の言葉は何とも彼の人となりを伺いしれる名言だと思います。
「すべてがかみ合わないと勝てないのがダービー」
 三着に破れたとはいえ、見せ場は十分にあった皐月賞馬ヴィクトワールピサの鞍上 岩田 騎手の言葉にも、ダービーというレースに潜む綾を垣間見せてくれていると思います。

 失礼のないように最初に断っておきますが、このエイシンフラッシュという馬は強いと思います。
 決してスローで流れが向いた「運の強い馬」ではないことは確かです。何せ三ヶ月ぶりの皐月賞で、三着に食い込んでいるわけですから上積みを考えれば、順調にローテーションをこなしてきた一番人気の皐月賞馬ヴィクトワールピサと五分の勝負をしてもおかしくはないわけです
 ただペルーサが出遅れなければ、もっとペースが速ければ…「たられば」は競馬において禁句だとは知っているつもりですが、もし叶うのならもう一度、今年のダービーをやってみてほしいと思ってしまいます。

 いやエイシンフラッシュは凱旋門賞に登録しているらしいですが、もう一度、このダービーに集った勇者たちが、またこれを越える競馬を見せてくれることを期待して、秋を待つことにしましょう。

 最後は下世話な話になりますが穫りました!>今年のダービー!!
 調教で一番と見たリルダヴァルと東京なら化けるかもと思っていたローズキングダムと迷いましたが、二歳時から注目していたローズキングダムをとって見事に引っかけました三連複!!
 ふふふ…ダービー穫れば春は勝ったも同然!!
# 気分的にはという話。収支の話は公然の秘密… coldsweats01

20100530

 あとのこり安田記念、宝塚記念…穫ったる、穫ったる!!happy01

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