女王連覇
昨秋のスプリンターズステークス覇者、女王 カレンチャン vs 五連勝中、スプリント戦負けなしの新星 ロードカナロア。
決戦の舞台は二年ぶりに桶狭間に戻って新生 中京競馬場は、長くなった直線には坂ができ、スピードだけでは押し切れない舞台となった。四頭出し安田 隆行 厩舎の主力二騎の一騎打ちか?それとも割って入る、もしくはまとめてなで切る馬はいるのか?
スタートはきられた。
最内1番枠に入った一番人気ロードカナロアが抜群のスタートをきったが、外から注文通りエイシンダックマンがハナを叩く。10番枠からスタートの女王カレンチャンはこれをみながら好位置をキープし、次いで阪急杯を制したマジンプロスパーも積極的に仕掛けていく。逆にロードカナロアはこれを見る位置まで下がって内に控え、同じ安田 厩舎のダッシャーゴーゴーはその後ろ、中段にジョーカプチーノ、サンカルロはさらにその後ろからレースを進める。
最終コーナーを回って、一度ぐっと縮まった馬群が今度は横に広がる。
しかし、カレンチャンは直線を向いても押さえたまま、荒れた内を避けるぎりぎりの位置を通ってゆっくり先頭に並びかける。この内につけていたロードカナロアが、外にも出れず、エイシンダックマンが下がってくるために内にも切れ込めずに進路に迷った一瞬、カレンチャンの鞍上 池添 騎手のゴーサインが出た。
さらに後ろからはダッシャーゴーゴー、マジンプロスパー、遅れて大外サンカルロが一気に迫ってくる。
しかし、カレンチャンは押し切った。横綱相撲でスプリント GI 連覇を飾った。
固い決着でした。
スプリンターズステークスでみたカレンチャンの強さはやはり本物でしたし、ロードカナロアももうちょっとスムーズな競馬ができていればもっときわどい結果になっていたと思います。
しかし、勝負にたらればはありません。見事。カレンチャンには秋に三連覇目指してがんばって、ロードカナロアにはこれに待ったをかける成長を期待したいものです。
穫って損ですが、ひとまず押さえて損も最小限(かな?)
出だしとしては悪くないでしょう。さぁ来い!クラシック!!さぁ来い!桜花賞!! (^^)/
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