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「フェブラリーステークス」 - JRA GI 2021 開幕戦 -

 さて、いよいよ 2021 年も GI 戦線の幕が開きます。

 唯一の中央ダート GI 馬 インティが今年はもう 7 歳。しかも、2 番枠で、となりの最内枠にエアアルマスがいるという、どう考えても前が早くなりそう、かつインティが楽には逃げられない展開になりそう。それなら、東京マイルを得意とするサンライズノヴァが…こちらも 7 歳。調教を見て、それでも他を圧倒する迫力があったかと言うと、答えは NO 。

 今の勢いをとります。

 東海ステークスを勝ってきたオーヴェルニュか、根岸ステークスを制したレッドルゼルかと言う話なんですが、どちらも前走は、川田 騎手が手綱を握っていて、今回その川田騎手はレッドルゼルに乗るんですよねぇ…それを踏まえて。

◎ オーヴェルニュ
○ レッドルゼル
▲ カフェファラオ
△ ソリストサンダー
△ サンライズノヴァ
× インティ
× ワンダーリーデル

 やはり、その川田 騎手が、レッドルゼルに 1600m は長いといっているところが気になります。それで大外枠。そこへ行くと、オーヴェルニュの方は 1800m なら前に行けるスピードがあり、1600m にも対応できそう。

 もしこれらをまとめて負かすなら、インティでもサンライズノヴァでもなく、カフェファラオでしょう。ユニコーンステークで見せたあのパフォーマンスを見せられれば、ぶっちぎる可能性もあると思いますが、果たしてこの馬はマイルがいいのか、単なる早熟だったのか…見極める一戦だと思いますので、人気は集めるでしょうが、穴以上の評価はできません。

 個人的には、ソリストサンダーを買っていて、前走は勝ったと言っても OP 特別ですが、前々走はサンライズノヴァと武蔵野ステークスでいい勝負をしています。

 前が早くなると思っているので、後で脚を溜める組重視ですが、入れ替え候補には前につけられるアルクトスを考えています。馬券戦略はこれからですが、絞って一頭から流すか、フォーメーションを組むか。。。パドックを見てからにしますが、人気次第でソリストサンダーからいってみても面白いのではないかと思っています。

 正直、難しいレースだとは思うので、今年のまずは運試し。。。くらいに思って、力を抜いていってみたい…獲りたいですけど… (^^;A

 

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実績か?勢いか? 2021 年 GI 戦線開幕戦は大混戦!

 昨年の有馬記念の振り返りから。

 正直、クロノジェネシスとフィエールマンの対決。そして、フィエールマンが前につける競馬をするだろうことは予想できました。結果はクロノジェネシスがねじ伏せたわけですが、もう少し最後の直線、フィエールマンが外に出せていれば、もう少し中山の馬場がましならば、結果は変わっていただろう差ではあって、ここまでは想定範囲内。しかし、一瞬、何が飛んできたのかもわからず、それがサラキアだったというのは、完全に想定外。牝馬には注目していましたが、ディープインパクト産駒で、長い距離でも実績はエリザベス女王杯のみという同馬にとって長いだろうと思って、唯一軽視した牝馬が突っ込んでくるとは…

 と言うわけで、2020 年の競馬を象徴するような、強い牝馬、有馬記念史上初の牝馬のワンツー。馬券的には惨敗でありましたが、いい競馬が見れました。

 緊急事態宣言の中、またもや無観客での開催に逆戻りして行われる 2021 年最初の GI フェブラリーステークス。今年は、是非、馬券も競馬もいい年にするために、まずは当てておきたいと思いますが、まぁメンバーを見回しても主役不在の大混戦。

 実績的には、一昨年前の覇者 インティに、同条件の武蔵野ステークスを二度制しているサンライズノヴァなんでしょうが、どちらも安定感が今ひとつ。特にインティは、またもやアルクトスやエアアルマスなど、いつも絡んでこられて共倒れする常連も参戦してきます。

 現 4 歳世代では圧倒的と思われたカフェファラオも、チャンピオンズカップで古馬との力の差を見せつけられたような感じですし、なによりあれだけ騒がれたアメリカンファラオ産駒ですが、正直、超早熟なんじゃないかと個人的には疑い始めています。

 こうなってくると今勢いのある三連勝で東海ステークスを制して挑むオーヴェルニュ、ここ三走が安定していて、根岸ステークスを勝って挑むレッドルゼルや、オープンとは言え門司ステークスを完勝してきているソリストサンダーに注目しています。

 勢いに乗ってそのまま勝つ場合が多いように思うレースであり、昨年までの実績馬があれ?ってことが多いレースのように思いますので、個人的には勢い重視で…まずは調教をじっくり拝見してから、戦略を考えたいと思います。

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