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「高松宮記念」 - JRA GI 2021 第 2 戦 -

 明日の中京はどうやら雨のようです。阪急杯で、圧倒的パフォーマンスを見せたレシステンシアは乗り変わり、また短距離線であまり有利とは言えない外枠。後からいく馬ならこの馬だろうと思っていたシヴァージも回避で、戦前から混成模様の上に雨でどこまで馬場が悪化するかわからない…

 いくつかの前提条件を立てないと、予想がまとまりません orz

 稍重以下に馬場は悪化すると見ます。モズスーパーフレアが何が何でも行くでしょうし、初めてのスプリント GI になるレシステンシアは、無理に競りかけていかないでしょう。両馬ともあまり道悪を気にしないタイプですが、モズスーパーフレアは絡まれるともろいタイプなので、レシステンシアにやはり分があると見ます。

 実は、雨でなければ、この二頭の一段後に構えるであろうダノンスマッシュや、ダノンファンタジーを考えていたのですが、両馬とも道悪にあまりいいイメージがなく、この位置で前に迫れそうなのは、やはりラウダシオンかと思います。

 また道悪になって、早々前も飛ばせないとなると、インディチャンプにスプリントは忙しいと思っていたのですが、一気に目が出たように思います。そして、意外に道悪に強いのがサウンドキアラ

 とにかく、道悪になるのであれば、純粋なスピード勝負にならなず、マイル路線組にも風向きが良くなってきたように思います。

◎ レシステンシア
○ ラウダシオン
▲ サウンドキアラ
△ インディチャンプ
△ ダノンスマッシュ
× モズスーパーフレア
× ライトオンキュー

 ダノンファンタジーも、前走は出遅れたことがすべてで、ガツンと人気を落としていたので、美味しいなぁ…と思っていたのですが、雨なら話は別。同じくアウィルアウェイも、道悪だとパフォーマンスが下がるので、狙いづらい。

 この前提条件なら意外に絞れるように思います。ただし、まったく雨がたいしたことがなく単に時計がかかるという程度しか悪化しなかった場合、もしくは逆に田んぼ同然の馬場になった場合は…パドックもじっくり見た方がいいでしょうし、上位四頭以外は考え直すかも…とにかく、発走直前まで、熟考は必要な一戦にはなりそうです。

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混戦に拍車をかけるレシステンシアの乗り変わりに、シヴァージの回避…

 今年最初の GI フェブラリーステークスを制したのは、明け四歳 カフェファラオでした。

 前哨戦を勝って駒を進めてきたオーヴェルニュやレッドルゼルを負かすならこの馬だろうと思っていましたが、正直、適性のあると思っていた東京マイルなら、もっと圧倒的な差を見せつけるかと思いきや 2 着との差は 1 馬身もなく…まあタイムを見ると、そこまで追い詰めたエアスピネルを褒めるべきでしょうか?…そう!まさかのエアスピネル orz ダートに転向しても、来るならマイル戦だろうとは思っていましたが…ここで来るとは…この馬のおかげで、気持ちいいほどの惨敗でございました。

 あれから一ヶ月。初戦のことはもう引きずらない!今度は春 GI 前半戦四連戦、ここを初戦と思って決めようと…思っていたのですが、ただでさえスプリント GI には初参戦の馬が多い中、それでも、阪急杯のあのパフォーマンスを見せられて無視できないレシステンシアは、武 豊 騎手の骨折により浜中 騎手に乗り変わり。さらに前哨戦シルクロードステークスを制したシヴァージの回避。混戦模様に拍車がかかってます。

 展開は、何が何でも行きたい昨年覇者 モズスーパーフレアがいるので、これにレシステンシアがどこまで競りかけていくのか、いかないのかで、ペースは決まりそうで、少なくとも、おそらく展開の中心になろうレシステンシア自身が速いペース行きたい馬なので、平均ペース以下になることはないでしょう。

 なので差し、追い込みがきくかというと、馬場が荒れているように見える割には、先週のファルコンステークスも、早いタイムで、前々で押し切っているように、どちらかというと先行有利。今週の馬場状態の確認は必須ですが、それでもあまり後からだと届きそうにない気がします。

 こうなるとレシステンシアも含めて、枠順も相当、重要かと…チェックしておかなければならない項目も多く、週末までじっくり時間をかけた方が良さそうです。

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