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「東京優駿(日本ダービー)」 - JRA GI 2021 第 10 戦 -

 エフフォーリアが負ける理由を無理に探す方が難しそうです。

 血統的にも 2400m は良さそうですし、調教を見ても調子落ちはなさそう。史上最年少ダービー制覇を狙う鞍上 横山 武史 騎手というところが、キングヘイローで惨敗した福永騎手と比較されますが、あの時は、スペシャルウィークに武 豊 騎手、皐月賞馬 セイウンスカイに横山 典弘 騎手と能力的に甲乙付けがたいライバルに、強力な鞍上を向こうに回しての話でしたが、今回は、皐月賞のあの着差をみると、大方勝負付けはすんだ感があります。

 自分の競馬に徹すれば、自ずと結果はついてくる…が、競馬に絶対はありません。それもよく分かっています。

 もしエフフォーリアが、不覚をとるとしたら、前で残られるか、早く仕掛けすぎて後から射貫かれるか…意外なことに、百日草特別以外、上がり最速を計時したことがありません。

 タイトルフォルダーがおそらく行く展開になりそうですし、これが残る。もしくはエフフォーリアと同じような位置から、末脚比べで切れ負けるここが狙い所かと…

◎ エフフォーリア
○ シャフリヤール
▲ ワンダフルタウン
△ タイトルフォルダー
△ グラティアス
× ヨーホーレイク
× サトノレイナス

 とにかく調教がよく見えたワンダフルタウンと、どちらかというと筋肉質だった全兄 アルアインと比べると、手脚が長く、距離がもちそうなシャフリヤールは、エフフォーリアと同じような位置で、切れ味比べに持ち込めれば…ひょっとして…

 あとは、皐月賞は下げて不利を被ったこともあり、今回前々で競馬するなら面白いと思っているグラティアス、どんな条件でも上がり最速を繰り出すヨーホーレイクと、牝馬の切れ味、2kg の斥量差、切れ味比べになったらサトノレイナスは無視できません。

 あと手が回らなかったところで、ステラヴェローチェやアドマイヤハダル、グレートマジシャンなども気になるのですが、正直、エフフォーリア以外はさほど実力差はないと思っており、それなら、内枠に入ったレッドジェネシスディープモンスターバジオウの方が気になります。このあたりを入れ替え候補で…

 ひとまず、エフフォーリアから、シャフリヤール、ワンダフルタウンを中心に、フォーメーションで狙ってみるつもりですが、好走しても人気にならないタイトルフォルダーからワイドも面白いかな…と、あまり手を広げない程度に、しっかり獲りにいきたいと思います。

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エフフォーリア二冠なるか?

 オークスはソダシと心中しました orz

 それが全てです。最後の直線を向いて、先頭に躍り出ようとしたとき、もしかしたら…と思いましたが、坂を登り切るところまでいきませんでした。途中、折り合いを欠くような場面もありましたが、あれがソダシの距離の限界かと思います。しかし、逆に、2000m ならいけそうな気もします。秋華賞でリベンジを期待して…今は素直に、オークス馬 ユーバーレーベンへ祝福と、同馬の脚の怪我がたいしたことがないように祈るばかり。

 さて、今週はダービーです!ダービー獲れれば全て由!ここまでの連敗は忘れて一戦入魂でいきます!

 皐月賞で、あれだけの力の差を見せたエフフォーリアを中心視していいでしょう。父 エピファネイア×母父 ハーツクライ、このダービーを勝つようなら、菊花賞も楽しみになる血統です。枠も最内。大外よりはいいでしょう。

 対するは、別路線組でしょうか?

 桜花賞から牝馬の切れ味を武器にダービーに参戦してきたサトノレイナス、休み明けで調整不足が心配されながら青葉賞をきっちり制したワンダフルタウン、毎日杯をレコードで制した良血 シャフリヤール、京都新聞杯も含めて 2200m 以上のレースを連勝してきているレッドジェネシス…このあたりをよく吟味して、展開を予想し、果たして打倒 エフフォーリアなるか?

…今回は心中しません! w ちゃんと考えます!

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「優駿牝馬(オークス)」 - JRA GI 2021 第 9 戦 -

 今年、逃げて勝ったことのある馬が不在で、雨の心配もそこまでしなくて良さそうで、スローの瞬発力勝負になる公算が非常に高いと思われます。

 となると、前で折り合ってかつ瞬発力もある…やはり桜花賞馬 ソダシを信じていきます。デビュー戦も 1800m で、札幌 2 歳ステークスを勝っていますし、ひょっとしたらマイルの桜花賞以上のパフォーマンスを見せるのではないか…期待か願望かよく分かりませんが、ただの白毛のアイドルホースではないと言うことは、ここまでで十二分に分かりましたので、その能力に賭けます。

 別路線組では、インパクトがあったのは、フローラステークスを勝ったクールキャットかそれ以上、スイートピーステークスのタガノパッション。内枠に入りましたし、中三週で再び東京への輸送というのは気になりますが、馬体重が減っていなかったら狙ってみたい。あとは、2000m の未勝利戦、1800m の君子蘭賞と、スローの瞬発力勝負で二連勝しているニーナドレスも、ハーツクライ産駒と言うことも相まって狙ってみたい一頭。

◎ ソダシ
○ クールキャット
▲ ニーナドレス
△ タガノパッション
△ アカイトリノムスメ
× ファインルージュ
× アールドヴィーブル

 基本、別路線組に注目して、抑えに桜花賞上位組を考えています。

 タガノパッションと同様、当日の馬体重が気になるのが、桜花賞 5 着馬のアールドヴィーブル。能力は高いと思っているのですが、なにせ出走してくるたびに減っていく馬体重が気になって…今回調教後の馬体重は 432kg 。前走の 422kg より減っていたら切らざる得ないと思っています。

 入れ替え候補は、相手なりに走りそうなユーバーレーベンと、マイルは忙しかった気がするエンスージアズムステラリアも上がり最速を連発していて気になるのですが、大外というのを嫌いました。

 馬券はもうがっつりソダシと心中します。どこまでどのように手を伸ばすかは当日のパドック次第。

 ここを獲れれば、風向きも戻せそう…もう半分以上祈るような気持ちです w 頑張れソダシ!

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ソダシを信じる

 すごいレースでした>ヴィクトリアマイル

 もちろん、昨年の最優秀短距離馬 グランアレグリアが、その実力を遺憾なく発揮し、圧勝して見せたその強さもすごかったのですが、やはり中段から後ろにいた馬はほぼ前には届かず、前にいた馬は、グランアレグリアに並ぶ間もなく交わされると、力尽きたように脱落していく…その中で、内でうまく立ち回れたらと思っていたマジックキャッスルはまだしも、切れる脚はないと思っていたランブリングアレーに、前に言ったら伸びないと思っていたシゲルピンクダイヤ、終始同じような位置で粘りきったディアンドルなど、グランアレグリアにふるい落とされずに掲示板に残った馬は、まったくマークしていなかった馬ばかり…反省を重ねても、なぜああなったのかまったく分からないレース。競馬の難しさを思い知りました orz

 そして、今週は更に難しいオークスです。

 桜花賞 2 着 サトノレイナスがダービーに挑戦することになった以上、能力的にソダシを上回る馬はいないと思います。ただ東京 2400m と言う距離だけの問題。札幌 2 歳ステークスを勝っていますし、マイルが適性距離の下限ギリギリかと思いますし、牝馬戦ですから他に 2400m と言う距離に絶対の適性を持つ馬もいないと思います。

 こうなると、ソダシが勝てるか勝てないかという話ではなく、ソダシが勝つところを見てみたい。

 半分は感情論であることは分かりますが、こうでもしないと、まとまりがつきません。それくらい、差がないと思っています。ソダシを中心に、まだ未対戦の馬と、桜花賞組でもマイルが忙しかった馬を中心に、絞っていきたいと思います。

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「ヴィクトリアマイル」 - JRA GI 2021 第 8 戦 -

 安田記念でアーモンドアイを破り、その後、スプリンターズステークス、マイルチャンピオンシップを連勝した昨年の最優秀短距離馬 グランアレグリアが、牝馬限定戦に出走して、負けるわけにはいきませんし、実際、春は安田記念の連覇が目標でしょうから、ここは素直に本命でいいでしょう。

 逃げずに前を見る位置に構えて、脚を伸ばす競馬ができたことが 1200m 戦とは言え、この馬にはプラスになったと思います東京とはいえ、NHK マイルカップ 2 着の実績がありますし、対抗はレシステンシア

 前に行きたい馬が揃っていますし、牽制し合うか潰し合うか…レシステンシアは、それを見る位置で進めるか、巻き込まれるか…が勝負の鍵で、いずれにしても、そのレシステンシアを見る位置でグランアレグリアはレースを進めるかと思います。

 レシステンシアがいて欲しいと思っている位置でレースを進められそうで、昨年二着の実績のあるサウンドキアラ、牝馬は格より勢いという格言もありますしテルツェット、さらに雨ではないという事を前提に、ダノンファンタジー、マルターズディオサを狙ってみたい。

◎ グランアレグリア
○ レシステンシア
▲ サウンドキアラ
△ テルツェット
△ ダノンファンタジー
× マルターズディオサ
× デゼル

 牝馬限定戦ですので、グランアレグリアやレシステンシアを基準に考えると、デゼル、さらにマジックキャッスルは前につけて競馬ができないだけ不利と考え評価を落としました。雨ではないという前提ですので、雨が降れば、ダノンファンタジーとマルターズディオサは切って、スマイルカナとマジックキャッスルを入れたいと思っています。

 今日の京王杯スプリングカップを見ていると、結構前が止まらず、かといって外も伸びるので、内絶対有利というのではなく、ロスなく直線を向くことが条件で、馬群を縫っていては間に合わない感じがします。

 あまり手を広げると付かない気がするので、上位四頭中心に馬券は考えようとは思います。毎年、苦手とする東京五連戦の最初を勝利でスタートしたので、このまま三連勝で難しそうなオークスへ…頑張ります!

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グランアレグリア、負けられない戦い

 さすがに、バスラットレオンの落馬は想定できるものではありませんでしたが、それでも、ピクシーナイトが引っ張ってくれた速い流れ。 1 番人気を背負ったグレナディアガーズも前につけ、最後の直線、同馬が抜けたところを見計らって、ソングラインが牝馬のキレを魅せてくれました。久々に会心の一撃!…と思ったのですが、あのタイミングで、あのスピードで抜けて、あのタイムで走りきったソングラインを、まさか欧州血統のシュネルマイスターが捕まえるとは…そこは予想外でしたが、そのあとがリッケンバッカー、ロードマックスとまったく眼中になかった馬が来ていたので、とりあえず馬券が取れて良かった (^^;A

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 二連勝!風向きが戻ってきたところで、ここも抑えておきたい今週のヴィクトリアマイル。

 昨年の最優秀短距離馬 グランアレグリアが、桜花賞ぶりの牝馬限定戦に挑むこの一戦。安田記念連覇に向けて、ここは負けられないところでしょう。実際、気になるのは相手関係より天気で、幸い今のところ、大阪杯のような極悪馬場にはならなさそう。

 対するは、どちらかというと雨でのパフォーマンスの方が安定しているように思うレシステンシア。

 この二強に割っては入れるか?というのが大方の見方でしょう。

 牝馬戦なので切れる脚は自慢にならず、雨が降るとなるとなおさら、前で粘れる馬が怖いなぁ…福島牝馬ステークスを勝って挑むディアンドル、前走 阪神牝馬ステークスで案外だったスマイルカナ、着順だけで見るとここ数走いいところのないサウンドキアラ…おそらく前走で極上の切れ味を見せて勝った阪神牝馬ステークス覇者のデゼルや、その二着 マジックキャッスルは人気すると思いますがそれだけに…レシステンシアと折り合いを付けて前で競馬を運べる馬を狙ってます。

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「NHK マイルカップ」 - JRA GI 2021 第 7 戦 -

 今週の NHK マイルカップは、久々に馬場の心配をすることなく、パンパンの良馬場とみて良さそうです。

 こうなってくると、昨年の朝日杯フューチュリティステークスをレコードで制しているグレナディアガーズ、これに前哨戦 ファルコンステークスで、好タイムで勝ったルークズネスト、ニュージーランドトロフィーを好タイムで押し切ったバスラットレオン、さらにアーリントンカップを勝ったホウオウアマゾンも、デイリー杯 2 歳ステークスで 1 分 32 秒台の時計を持っていますので、前々で決まる時計勝負となる可能性は高いと思います。

◎ グレナディアガーズ
○ ホウオウアマゾン
▲ ソングライン
△ バスラットレオン
△ ルークズネスト
× シュネルマイスター
× ピクシーナイト

 前々で競馬できる有力馬が揃いましたので、是が非でも逃げたい馬がいないとなるとペースは落ち着いて、いよいよ後ろの馬の出番はなくなりそうですが、前が競り合ってペースが上がるなら、牝馬のキレが怖そうで、桜花賞でいいところのなかったソングラインをもう一度、狙ってみたいと思っています。紅梅ステークスのタイムから、能力はあると思ってるんですよねぇ…

 ピクシーナイトのアーリントン C は案外でしたが、左回りでもう一度。持ち時計のないシュネルマイスターは評価を落としました。

 血統的にマイルがこなせそうなランドオブリバティも気になるのですが、なにせ高速決着も、早い上がりも経験なしとなると強く推せません。入れ替え候補で。

 馬券戦略は人気上位組とソングラインをどう絡めて買うか…只今検討中です m(_ _)m

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グレナディアガーズが勝ってさえいてくれたなら…

 結果からすると、馬券が獲れたたんですが、意外な結果でした。

 勝ったワールドプレミアは菊花賞馬なので、長距離戦でその能力を見せつけた…のでしょうが、この家系、そんなに距離がもつと思っていなかったので、外からねじ伏せるような勝ちっぷりは意外でした。最後まで抵抗したディープボンドも、最終コーナーでの手応えは、あそこまで抵抗できるような余力をとても残していそうには見えなかったので、「やはり危ない一番人気だったか…」と思ってからのあの粘り。ある意味、予想通りだったのは 3 着のカレンブーケドールで、それを交わせなかったアリストテレスには、菊花賞の時に見たあの覇気がなかったような気がして、距離適性云々を C. ルメール騎手がレース後に話していたことは少々意外でした。

 アリストテレスは後を 3 馬身近く離しているので、終わってみればこの四頭のレースだったかと思いますが、やはり難しいレースでした。獲ったあとでもそう思います。

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 さて、今週の NHK マイルカップも難しそうなレースです。

 二歳王者 グレナディアガーズが前哨戦 ファルコンステークスで、逃げたルークズネストを捕まえきれず惜敗。これに対して、前哨戦 ニュージーランドトロフィーで他馬をシャットアウトしたバスラットレオンに、アーリントンカップで横綱相撲をして見せたホウオウアマゾンの勝ちっぷりが圧巻だったことも手伝って、グレナディアガーズが勝っていたなら対 二歳王者という単純な図式になり得たかも知れませんが、そうではなく完全に混戦となっています。

 ここに弥生賞 2 着のシュネルマイスターが加わって拍車をかけます。

 個人的には、今年の 3 歳は、やはりダービー路線に向かった馬がメンツ的に一枚上に感じていますが、それでも皐月賞二着のタイトルホルダーに競れずに、シュネルマイスターは完敗しているわけですから、それほど抜けた存在でないことも明らか。

 ただ、ここで名をあげた馬が中心視されることに依存はないですが…何かもう一頭来そう…それを今、探しています。

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「天皇賞(春)」 - JRA GI 2021 第 6 戦 -

 前日売りオッズで、一番人気は 3.8 倍のディープボンド、前走 阪神大賞典で断トツ人気を裏切ったアリストテレスは 4.1 倍で二番人気に甘んじています。

 今日、大阪は雨は降りましたが、さほどの量は降らず、すでに止んでおり、明日も 15:00 近辺の降水確率は高くなっていますが、その 1 時間だけで、大きく馬場状態が変わることはなさそう。

 稍重より悪くならなければ、しかも、3200m という長距離戦で内枠に入れば、話は別です。

 本命はアリストテレスで行きます。対抗は、最内に入ったワールドプレミア

◎ アリストテレス
○ ワールドプレミア
▲ ディアスティマ
△ ユーキャンスマイル
△ ディープボンド
× オーソリティ
× カレンブーケドール

 阪神大賞典は、あの馬場状態で、中段に付け、さらに外を廻してねじ伏せる。そこまでの実力差はなかっただけで、馬場状態はともかく、内でじっとできる枠順、前はディアスティマなど、前で引っ張ってくれる馬もいるよどみのない流れになれば、アリストテレスは今度こそ実力を発揮してくれると思います。問題は疲れが抜けきっているかだけかと。

 あとワールドプレミアも、ここ数走、休み明けで強いメンバーとやって来た馬が、やっと前哨戦を叩いて挑むこの一戦。この主役不在と言えるようなメンバー構成なら、戦ってきた相手が違います。

 前へ行く組では、同じコースで行われた松籟ステークスを楽に逃げ切っているディアスティマの前残りが怖く、あとは長距離実績で、ユーキャンスマイルオーソリティ

 牝馬は内に入ったカレンブーケドールをとります。日経賞は牝馬のワンツーとは言っても、3 着だった牡馬 ワールドプレミアとは、カレンブーケドールは 3kg 、ウインマリリンに至っては 4kg もあり、ここが 2kg 差になって距離はぐんと伸びて 3200m 。日経賞を尺にすると、ちょっと牝馬は苦しいと言わざる得ません。ただ内でじっとしてロスなく…それができれば、最後の短い直線で牝馬のキレが活きるかと…そう言う意味では、外枠になったし、きれるタイプでもないし、ウインマリリンはないかな…と思っております。

 一応、並べては見ましたが、大外のオーソリティも、牝馬のカレンブーケドールも微妙だと思っており、上位 5 頭の BOX で勝負するのもありか…とも思っており、馬券戦略に関してはまだ検討中。

 ただ馬場状態は、稍重より悪くならない事を前提にしているので、まずそこを当日確認してから。。。なんか、今年は阪神開催ということもあるのですが、年々春天は難しくなっているように思うのは、気のせいでしょうか?

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