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「天皇賞(秋)」 - JRA GI 2021 第 16 戦 -

 トーセンスーリアカレンブーケドールあたりが引っ張る展開になるのではないかと思いますが、どうしても行きたい馬がおらず、また雨もなさそうなので平均ペース以下の接近戦、上がり勝負と予想している今年の秋の天皇賞。

 この条件なら、一番有利なのは 32 秒台の切れ味を持っているグランアレグリアなんですが、直前の喉の手術をしているのがどうしても気になります。調教では、影響があるようには見えなかったのですが、調教とレースは違います。ましてやまだこの馬が勝ったことのない 2000m 。

 この展開で、一番不利なのは、エフフォーリアだと思っていて、この馬自身もそうですが、エピファネイア産駒って、パワーでスピードに乗る馬が多く、昨年、無敗牝馬三冠を達成したデアリングタクトにしてもそうですが、ゆえに多少の馬場の悪化はこなしますが、トップスピードとなると?

 調教もよく見えましたし、残り二戦、種牡馬としての価値を上げるためにも、負けられないコントレイルの復活にかけます。

 実はこの馬、万全の状態で、馬場状態のいいところで、最後まで全力で追ったことがないんですよね…(ジャパンカップの時は菊花賞疲れがありましたし、ダービーの時は、抜けてからムチも入りませんでしたし…)。グランアレグリアと同じディープインパクト産駒ですから、トップスピード比べなら…

◎ コントレイル
○ エフフォーリア
▲グランアレグリア

 今回はもうこれで行きます。

 ワールドプレミアも決してステイヤーだとは思っておらず、この血統、2000m はこなせないとは思っていないのですが、これまでの GI 二勝はどちらも前哨戦で負けて、調子を上げての勝利なので、どうしても狙いは次の JC か有馬記念ではないかと…ヒシイグアスは、上位三頭に対して、外枠過ぎて…もしかしたらカレンブーケドールくらいは抑えておくかも知れないですが、コントレイル、エフフォーリア、グランアレグリアで、何とか損にならない馬券の絞り方を考えます。

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コントレイル VS グランアレグリア再び!

 外枠は不利と思いましたが、それでもあの 5 馬身差は決定的なものでしょう。まさかデュラメンテの仔があれほどの長距離適性を示すとは…スタートから押して前へ、そして先頭を譲らず、直線に入っても後続を突き放しての 5 馬身ですから 3000m という距離適性に関しては、タイトルホルダーが秀でていたと言わざる得ません。対して、3 着以下はコース取りの差がもろに出た感じで、オーソクレースも内枠ならもっと迫れたかも知れませんが、ひっくり返せたかは疑問です。

 今年の菊花賞、難しすぎる…と絞って買ってみると、これが馬連的中。さすがに三連複で牝馬は買えませんでしたが、獲れたことを今回は素直に喜びます。

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 さて、目が戻ったところで連勝といきましょう。

 今週の秋の天皇賞は、コントレイル VS グランアレグリアの再戦。これが鍵でしょう。

 菊花賞ではなく、こちらに照準を定めてきた今年の皐月賞馬 エフフォーリアも人気しそうですが、脚質的に切れるイメージはなく、接近戦の上がり勝負になった場合、相手が、ジャパンカップで引退する、無敗三冠馬の名にかけてもう負けられないコントレイルと、GI 5 勝、三階級制覇を狙うグランアレグリアでは相手が悪すぎます。

 おそらく上位 3 頭では一番前に行くでしょうし、斥量の 2kg 差、春からの成長に加えて、展開の助けがないとエフフォーリアはしんどいか…他の馬も考えていましたが、この枠順を見ると…

 ただ競馬に絶対はない。当日の馬場状態、パドックも踏まえて、今回もじっくりと絞り込んでいきたいと思います。

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「菊花賞」 - JRA GI 2021 第 15 戦 -

 骨折放牧明けのセントライト記念も 3 着と好走し、昨年、GI ホープフルステークス 2 着、さらに母系もどちらかと言えば、長めの距離に適性を示し、さらに父は菊花賞馬 エピファネイア。混戦が予想される今年の菊花賞において、オーソクレースは注目していたのですが、枠は大外。

 全馬未経験の阪神 3000m 。能力的に絶対の差がなければ、内有利です。離して逃げる馬もいそうにありせんし、外々を回らされると、最後の直線、坂でガス欠ということになりかねません。

 となると、内でかつ前々の競馬で押し切れるか、真ん中より前につけて切れる脚を使える馬…というと、前々で押し切れそうなタイトルホルダーしか見当たらなかったんですよね…

◎ タイトルホルダー
○ オーソクレース
▲ エアサージュ
△ ステラヴェローチェ
△ レッドジェネシス
× ヴィクティファルス
× ヴァイスメテオール

 エアサージュは、洋芝 2600m の札幌日刊スポーツ杯を逃げ切っており、波乱なら逃げ切り、逃げ粘りが怖いと思って、大穴として選びました。中段より後ろから行くならステラヴェローチェレッドジェネシスがいますし、前はスムーズな競馬を優先するだろうタイトルホルダーがいます。中途半端な競馬をしたところで台頭できないと思われ、父 ハーツクライ、母父 ガリレオという血統的には、圧倒的にスタミナ血統のヴィクティファルスと、ラジオ NIKKEI 賞からの休み明けというところが気になりますが、能力的には間違いなさそうなヴァイスメテオールまでが気になっています。

 すでに三連複で当てることは、あきらめ始めています w 絞って上手く拾えたら…ということで、タイトルホルダーと、オーソクレース中心で馬券戦略を考え中です。

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オーソクレースを狙っていたのですが…

 秋華賞はソダシとまた心中しました。

 臨戦過程、調教、枠順…どう考えてもソダシだと思って、実際、一本かぶりの 1 番人気。しかし、スタート直前、ゲートに向かわないソダシの姿を見てイヤな予感がしました。それでもスタートして、好位につけて、気のせいかと思いましたが、最終コーナーで、吉田 隼人 騎手が押しても、エイシンヒテンに並べないソダシを見た時点で、すでに負けを確信しました orz

 しかし、1 ~ 4 着まで、全て相手としては持っており、臨戦過程で切ったユーバーレーベンは沈んだわけですから、予想そのものは悪くなかった!

 …そう思って、今週はこの難しすぎる菊花賞に挑みます。

 春のクラシックホース、皐月賞馬 エフフォーリア、ダービー馬 シャフリヤール不在の菊花賞。それでも、春の実績組が、前哨戦でしっかり結果を残してくれたので、その中で、休み明けでセントライト記念 3 着と格好をつけたオーソクレースを狙っていました。母 マリアライトもそうですし、近親馬も比較的長めの距離に適性を示す血統に、父は菊花賞馬 エピファネイアと血統的にも見所がありますし、なんと言っても鞍上は C. ルメール騎手…と思っていたのですが大外枠。

 さほど大きな力の差はないと思っているメンバー構成で、この枠順の不利は痛い…枠順で春の実績馬から選ぶとしたら、タイトルホルダーかな…と、枠順が決まって、またいちから悩み始めています (_ _;A

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「秋華賞」 - JRA GI 2021 第 14 戦 -

 正直、札幌記念でのソダシは、すでに洋芝適性を示していて、斥量も 52kg、坂のない短い直線の札幌コースで、早めに競りかけられたとは言っても、もう少し構えて、しっかり直線を向いてから、ドンと抜けて欲しかった気はします。

 しかし、今回は 55kg の斥量と言っても、相手は同じ 3 歳で、牝馬としては馬格がいい方のソダシ。行く馬がおらず、我慢比べになるとどうかと思いましたが、エイシンヒテンが行ってくれそうで、枠が外になって、内に入れないと直線坂もあるし厳しいか…とも思っていたのですが、2 枠 4 番と、まだ馬場のいい阪神では好枠。大阪はすでに雨が降り始めましたが、パワーでスピードに乗るタイプなので、明日、この影響が残れば、なおさら有利でしょう。

 天がソダシの味方をしているような気がします。

 対して、前哨戦を勝ってきた組は、紫苑ステークス勝ちのファインルージュは、あのスピードは良馬場でこそと言う気がしますし、ローズステークス組はアンドヴァラナウトより、新馬戦を不良馬場で勝っているアールドヴィーヴルの方が面白そうです。

 オークスからの直行組では、オークス馬 ユーバーレーベンは、やはり新馬戦を不良馬場で勝ってますが、叩き良化型のイメージがあり、またそれを見越して直行ならまだ見限れないのですが、一頓挫あっての直行なので、今回は軽視。アカイトリノムスメもちょっと外枠過ぎるように思います。

◎ ソダシ
○ アンドヴァラナウト
▲ アールドヴィーヴル
△ ファインルージュ
△ スルーセブンシーズ
× エイシンヒテン
× アカイトリノムスメ

 何より怖いのは、一人旅になったときのエイシンヒテンの逃げ残り。あとは重馬場だったミモザ賞を上がり最速で勝っているスルーセブンシーズ。最内枠で脚を溜められるとまた紫苑 S の再現をやってのけそうで怖い。

 逆に大外になったミスフィガロ、重馬場のアネモネステークスを勝って、前走、古馬をなで切りにしたアナザーリリックも外枠を嫌いました。怖いのは、そこそこ良馬場まで戻ったときのサルファーコスモス。1600m までしか経験がない馬ですが、血統的にも、牝馬相手なら 2000m もいけそうですし、この時期になって底を見せていない不気味さは感じます。

 とにかく、雨の影響と当日のパドックを見て、最終決断しますが、何かソダシにいい風が吹いている…そんな気がするので、それに乗ろうかと思っています。

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ソダシの札幌記念をどう見るか?

 スプリンターズステークスは、やはり枠順が勝負に大きく影響しました。内枠を引いたピクシーナイトが、スタートを決め、前を見る位置につけ、その後にレシステンシア。この時点で、レシステンシアはピクシーナイトを捕まえられないだろうと、実際その通りになって、勝ったピクシーナイトと実力以上の差が付いたように思います。かつ、外枠を引いたダノンスマッシュは、終始外々を回らされる展開。

 正直、内有利というところまで、予想していましたが、シヴァージがまさか突っ込んでくるとは…まさか、メイケイエールがその後に突っ込んでくるとは…それでも、まったく想像のつかなかったレースではなかったですし、獲って損ですが馬連は抑えられたので、上々とは言いませんが、悪くない滑り出しだったと思います。

20211003

 秋第二戦、今週の秋華賞はスカッと獲りたい!

 オークスからの直行になるオークス馬 ユーバーレーベンと、その 2 着 アカイトリノムスメに関しては、ひとまず調教を見てからという事で置いといて、春の実績馬の実力を見せつけた紫苑ステークス勝ち ファインルージュと、春の実績馬を一蹴して魅せたローズステークス勝ちのアンドヴァラナウト。これらの実力馬を抑えておそらく一番人気になるのは、札幌記念で、名だたる古馬 GI ホースを向こうに回して勝ちきったソダシでしょう。

 ただ、あの札幌記念をどう見るか?

 単純に 2000m を克服して実力を示したと感じていたなら確固たる一番人気としてソダシを信用するのですが…道中必死に折り合いをつけて、最後は我慢しきれずに抜け出して、何とか抑えきったと見るなら、今度は坂のある阪神で…ここをどう判断するかで、今迷っています。

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「スプリンターズステークス」 - JRA GI 2021 第 13 戦 -

 セントウルステークス組を尺に考えると、直線が短くなり先行するレシステンシアが有利…と思いますが、ここまで前へ行きたい馬が多いと、競り合いに巻き込まれる可能性があり一概に有利とも思えません。ただし、レシステンシアの場合、モズスーパーフレアビアンフェのように、前に行かないと結果が出ないわけではないので、せめぎ合う馬たちを見て、抜け出せる位置で脚を溜めて抜け出す、そういう競馬をしてくると思っています。

 ただこういう競馬をする場合、小回りの中山では内が有利で、かつ土曜日の競馬を見ていると、外を廻して差してきては、前が意外に止まらない感じがします。あくまで、前へ行く馬を見る位置で内を走れる馬…となると、ピクシーナイトはいい位置に入りました。レシステンシアが「切れる」というタイプの馬ではないのでなおさらです。

◎ ピクシーナイト
○ ダノンスマッシュ
▲ ファストフォース
△ レシステンシア
△ ジャンダルム
× モズスーパーフレア
× クリノガウディー

 素直に枠順の有利を上に見て、同じような競馬ができる、また休み明けの方が明らかにいいダノンスマッシュを上位に見ました。実際、春の高松宮記念で、レシステンシアを競り落としているわけですし、今回もレシステンシアを見ながら競馬をしてくると思いますし、それができる馬だと思います。

 北九州記念で、逃げるだけではないと言うところを見せたファストフォースと、スタートさえ決まればと思うジャンダルム。今回は、内に入ったファストフォースを狙ってみます。

 前で残れるなら、ビアンフェを抑えて前に出れたときのモズスーパーフレアか、内に潜り込んだときのクリノガウディも怖いかと思いますが、あまり手を広げても…と思いますので、どこまで馬券に含めてどう買うかはこれから考えます。パドックを見て切ることはあっても、足す馬はないかな…と。手堅く秋初戦、これで獲りに行きたいと思います。

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